【ルミマガ編集部】LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.使ってみた
こんにちは。ルミマガ編集部です。
CP+2024にて、LUMIX Sシリーズにおける高倍率ズームレンズ、LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.が発表されました!
本記事では、編集部員がこちらのレンズで撮影した作例や使用感をインプレッション記事としてお届けします!
▼開発エンジニアからのメッセージはこちら!
ファーストインプレッション
LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.は世界最小・最軽量(※)の高倍率ズームレンズです。
28mmから200mmまでの幅広い焦点距離をカバーし、ハーフマクロも搭載されているので寄ってボカして撮影できます。いわゆる「便利ズーム」ですね。
実際にS5IIに装着してみましたが、サイズ感はこれまでの単焦点F1.8シリーズや20-60mmにかなり近いです。
前回ご紹介した100mm macroと同様、67mm径のフィルターを使い回すことができ、印字も真っ白ではなくグレー。マクロで撮った際の写り込みにも配慮されています。
ということで、このままS5IIとの組み合わせて色々撮影してみました!
28-200mmで撮影してみた
まずは簡単に焦点距離の比較から。私とモデルさんは同じ立ち位置で、28mmと200mmで撮り比べてみました。
数値ではわかっていましたが、こうして見ると撮影の幅が一目瞭然ですね。
比較写真を撮影したテラスから屋内へ向けて、窓越しにモデルさんを撮影しました。窓越しの描写はストーリー性が出て好きですが、屋内撮影でよく使用される28mm~35mmなどの広角〜標準域でモデルさんを大きく写そうとすると、距離的に自分が窓に反射してしまいがちですが、望遠だと自分の写り込みも気にしないで済みますね。
28-200mmだと、屋内では広角側で寄って、スペースがあれば望遠で切り抜いて、とイメージに合わせてレンズ交換なく撮影できました。
ここからは別日の写真。友人と写真を撮りに散歩へ出かけましたが、朝は天気が崩れ突然の雨。
しかしこのレンズ、小型軽量な上にハーフマクロ搭載。傘を持ちながらでも軽くて撮影しやすく、片手が塞がってるためズームリングを回せなくてもそのまま寄って花を撮影できました。
使い勝手としてはF1.8シリーズにかなり近いですね。
少し歩くと晴れてきました。友人が履いていた靴下とコーンの色が可愛かったので適当にパシャリ。
焦点距離が広いと「なんか気に入ったシーン」をその場で簡単に切り取れるのが嬉しいです。
ちなみに、掲載している写真はほとんどPモード・ISOオートで撮影しています。
あんまり深く考えずに「好き!撮る!」という体験ができるよう、設定は全部カメラ任せで、小回り重視のレンズの魅力を味わえました。
ズームレンズですが歪みもそこまでないように感じます。
席から動かずにテーブル上のデザートや飲み物も難なく撮影できます。圧縮感・ボケ感のちょうど良いところを探しながら撮れました。
屋内に入る夕日と影が綺麗ですね。こちらも席から動かずに撮影しました。どこからでもなんでも撮れちゃいます。
シャッターを押す喜びを思い出せるズームレンズ
自由度の高さが何よりの魅力なレンズです。
広角から望遠までカバーできるので、スナップをしていれば好きなシーンを好きなように切り取ることができます。
人物撮影においても、短く軽いレンズなのでモデルさんや友人と喋りながらパパッと撮ったり、望遠で圧縮感を活かした写真も撮影できました。
私は設定はカメラ任せ、切り取りたいシーンだけレンズで調整する、というスタイルで撮影してみましたが、シャッターを押すことだけに集中できてとても楽しかったです。
今回は試せませんでしたが、山登りとかにもいいかもしれませんね。
また、ボケ感や描写に対して「ぶっちゃけどうなんだろ」という懸念はありましたが、「ちょうど良くボケ、普通に綺麗」という所感です。
レンズそれぞれの特性を理解しながらも、「LUMIXの絵作りで、お手軽な撮影を楽しみたい」という場面では活躍必至なレンズだと感じました!
今回の記事はここまで!それではまた次回お会いしましょう。
この記事が購入の参考になりましたら、ぜひスキ・フォローをお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?