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日常を鮮やかに切り取る小さなカメラ「LUMIX G100」

こんにちは。フォトグラファーのイノウエ(@metaphor_472)です。普段は学生をしながら、主に日常写真をテーマにスナップ撮影をしています。

今回は、私が日常写真を撮るときに小さなカメラを選ぶ理由、そして私が好きなLUMIXの色味についてお話します。

小さなカメラで日常写真を撮る理由

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私が日常写真を撮るときに小さなカメラを使う理由、それは「機会損失が少ないこと」と「日常に溶け込めること」、それに「データが扱いやすいこと」の3点です。それぞれ詳しく解説します。

シャッターチャンスを逃さないコンパクト感

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日常写真を撮るときは「なにげない瞬間や場面を素敵に残す」という視点を大切にしています。生活している上で私が良いと思った些細な瞬間を、カメラで撮って残しておきたいんです。
そのためにまず、カメラは常に持ち歩いていたい。しかしデジタル一眼レフ機やフルサイズ機ともなれば嵩張ったり重かったりで、通学のショルダーバックに常に入れておくことはなかなかできません。
私が使用しているLUMIX G100は「寸法:約115.6×82.5×54.2mm」と手のひらに収まるほどコンパクトなサイズ。
重さも「345g※本体、バッテリー、メモリーカード含む」とフルサイズ機の半分ほどしかないため、気軽にバッグに入れて持ち歩くことができます。
通学路でちょっとした素敵な路地を見つけたときや友人とご飯を食べに行ったときなど、あらゆるシーンで小さなカメラならではの小回りの良さが発揮され、写真撮影で一番もったいない機会損失を無くすことができます。

日常に溶け込み周りの目を気にせず撮影できる

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日常写真を撮るとき、実は気にしていることがあるんです。
街中でスナップ撮影をしていると、周りの目が気になったことはありませんか?私は大きなカメラだと周りの目が少し気になってしまいます。
小さいカメラなら、スナップ撮影でも周りに威圧感を与えないため、日常に溶け込みながら目立つことなく撮影することができます。
周りの目を気にしてせっかくのシャッターチャンスを逃したらもったいないですし、なによりも周りを気にすることなく気持ちよく撮影できるのが嬉しいですね。

データの容量が小さく写真を楽に管理できる

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日常写真は、ふとした場面でもシャッターを切りたくなるので撮影枚数が増えがち。枚数が重なると保存する容量が大きくなったり、編集時には動作が重くなってしまったりと、結果的に「気軽な撮影体験」ができなくなってしまいますよね。
G100はマイクロフォーサーズセンサーを搭載しておりAPS-Cセンサーやフルサイズセンサーと比較するとデータが小さいので、PCやスマホの保存容量も圧迫されにくく、データの移行や編集もサクサクすることができます!
何気ない日常を残し続ける私にとっては、データが扱いやすい面でもG100は魅力的なカメラと言えます。

G100を使って出逢えた色味

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私がG100に惹かれる魅力の一つに「色味」があります。私はG100を使って色作りにも困らなくなりました。
色味に悩む方はぜひ参考にしてみてくださいね!

すっきりとした透明感のある色作り

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私が思うLUMIXの色味は「無色透明」です。
見たままの現実の色に忠実で、雑味の無い透明感のあるすっきりとした色を描写してくれます。
この透明感のある色作りのおかげで、目で見た日常の魅力的な場面と、撮った後の写真の色の差がかなり無くなりました。

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また、この透明感のある色味によって質感が引き立っているようにも感じています。金属面や道路表示の白いハイライト部などが特により艶やかに引き立って見えるんです。
適度にコントラストが高く発色も良いので、私の想いを編集で表現したい場合だけでなく、日常写真ならではのありのままの光景を残すことができます。

青色の表現力

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無色透明な色味と言いつつ、実はその中でも好きな色があります。それは青色です。上の写真は撮って出しで補正は一切しておりません。
LUMIXの青色は清涼感のある爽やかさが特徴です。
私は青い海や空を撮ったりすることが多いのですが、LUMIXは本当に見たままの気持ちの良い爽やかな青色を写すことができます。
階調表現がとても上質で空のグラデーションが綺麗に出るため、ますます青空を撮りたくなってしまいます。
今までは雲ひとつない青い空に出逢い、気持ちが高まって写真を撮っても「まあこんなもんか」と感じるときがあったのですが、LUMIXのカメラを使い出してから青の綺麗さにただただ圧倒され続けていますね。

雑味がないから編集もしやすい

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撮影した写真を専用ソフトやアプリで編集する方も多いと思います。
LUMIXは、先ほど述べたような透明感のあるすっきりとした色作りがされていて、不自然な色が乗っていないのでとにかく写真編集がしやすいです。
私の場合、表現したい色味にするために「一通りのカラーグレーディングをした上で、後から不要な色を抜いていく」という二つのステップを踏んでいます。

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▲元画像
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▲カラーグレーディングのみ
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▲完成形

LUMIXは元から雑味のない色作りのおかげでカラーグレーディングの際に自分の好きな色を入れやすく、ときには色を抜くという工程が必要なかったりと、自分好みの写真編集がしやすいと個人的に感じています。
LUMIXの機材を使う他のクリエイターの方々も、写真編集が楽になったと言っているのですが私の口からも声を大にして言いたいポイントですね。
データ容量の小ささとカメラ本来の色作りも相まって、撮影後の作業がかなり効率化されました。撮影後のデータ管理や編集で気後れせずにすむことはLUMIXならではの良さだと思っています。

二度とない一瞬を逃さず残せるカメラ

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最後まで読んでいただきありがとうございます。
日常写真をLUMIX G100で撮る魅力は「カメラもデータも小さいこと」と「色味」になります。
これらの魅力は私が写真撮影で一番大切にしている「機会損失をしないこと」に繋がり、常に持ち歩けて気軽に写真が撮れるという観点からもLUMIX G100は最適解でした。
撮って出しのクリアな色味に感動し、写真編集でもその色作りに満足できるカメラってあんまりないと思います。
ぜひLUMIX G100で、撮りたい瞬間を逃すことなく素敵な日常を記録していきましょう!

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