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【LUMIX人物名鑑_001】 「いつかLUMIXファンと商品企画を」_津村敏行(BU長)

皆さん初めまして。2023年1月よりLUMIXのマーケティング部門にて国内市場を担当している辻と申します。

突然ですがこちらの記事から、LUMIXの開発やサービス提供に携わるメンバーをご紹介していく「LUMIX人物名鑑」をお送りしていきます!

1.仕事観
2.LUMIXとの思い出
3.LUMIXと描く未来

こちらの3点にフォーカスし、LUMIXの新人マーケターである私から先輩・上司の皆様に質問する形で、メンバーの人柄や考え方、LUMIXへの想いをご紹介させていただきます。

記念すべき第一回は、「LUMIXチームをまとめるリーダーの津村敏行BU長」です。

津村BU長

「BU」とは「Business Unit」の略で、一つの事業体のことを指します。

つまり設計や商品企画、マーケティングなど、LUMIXに関わるすべての部署のトップに立つのが津村BU長なのです。

わかりやすい関係性の図

初回からラスボスへのインタビューとなり、ワクワクが止まりません。

ワクワクしています・・・

それでは本題に入りましょう。

今回は、津村BU長を「データ」と「一問一答」に分けてご紹介していきます。


【勝手に分析!】津村BU長の基本データ

1991年入社。入社後はポケベルの設計からキャリアをスタートし、カメラ付き携帯電話などモバイル端末の設計を軸にキャリアを重ねる。

その後、携帯電話の商品企画を担当しLUMIX CM1を担当したことからデジタルカメラ部門へ参画。

GH5の開発プロジェクトではリーダーとして設計・企画・マーケティングを統括し大ヒット商品へと成功させた。

LUMIX初のフルサイズミラーレス機であるSシリーズの立ち上げにも関わり、今もその手腕を発揮している。

左からCM1 / GH5 / S1

津村BU長に【一問一答!】

(1)仕事観について

辻:それでは一つ目の質問です。仕事をする上で、津村さんが大事にしていることを教えてください。

津村:わからないことがあってもとにかく自分で考えて行動することを意識しています。「ダメかもしれない」と思って手を止めると、何も見えてこないですから。

辻:津村さんの中で何か、印象に残っている具体的なエピソードはありますか?

津村:少し前の話になりますが、カメラ付携帯電話の設計の時ですかね。当時は先進的な技術で社内に詳しい人がいなかったので、センサーメーカーなどにも体当たりで臨み、とにかく行動を続けることで製品化までこぎつけたことを覚えています。

(2)LUMIXとの思い出

辻:次に、LUMIXに関わるお仕事で思い出深いことは何がありますか?

津村:いずれの仕事も思い出に残っていますが、LUMIX初のフルサイズ「Sシリーズ」の立ち上げはとても印象に残っています。

当時はGH5やG9PROなどヒット商品に恵まれていたのですが、カメラメーカーとしてマイクロフォーサーズだけではなくフルサイズにもしっかり取り組みたいと考え、LEICA様とSIGMA様との共用マウントで立ち上げることができました。

辻:Sシリーズは静止画・動画双方で、プロのクリエイターの皆様にも高い評価をいただいています。

一番初めにプロ向けというコンセプトでS1シリーズとS PROレンズを立ち上げる中で、品質に一切妥協をせず商品化できたことは、今のLUMIXのラインナップの基礎を築いたと思っています。

その後、時間はかかりましたが小型化したS5やAFが進化したS5IIなどのカメラが生まれ、皆さんの手元へお届けできていることが本当に嬉しいです。

(3)LUMIXと描く未来

辻:それでは最後の質問です。LUMIXブランドを牽引するBU長として、今後力を入れていきたいことはなんですか?

津村:LUMIXは世界初のデジタルミラーレス一眼を開発したブランドです。一眼レフカメラが常識だった頃、ミラーレス一眼の登場は大きなインパクトを世間に与えましたが、今ではミラーレス一眼がレンズ交換式カメラの主軸になっていますよね。

今後も我々は常識の範囲を超えたような強み・尖りを持ったカメラを生み出していきたいと考えています。

リアルタイムLUTを初搭載したS5II

クリエイターの要望にしっかりと応えながら特徴ある製品をお届けする。ファンの皆様が「次はどんなカメラかな?」と楽しみにしてくれるような製品を発表することが我々の使命です。

将来的には、ユーザーの皆さんと企画やコンセプトを一緒に考えて商品化とかできると楽しそうですね。これに限らず、様々な形でクリエイターの皆様とLUMIXを盛り上げていきたいです!

【編集後記】

津村さんと私

LUMIXチームのトップってどんな人で、何をしている人なのか。というのは、ユーザーの皆様からは中々見えづらいですよね。

津村BU長に今回インタビューし、「ファンの想いを形にしながら、ファンの皆様と一緒にLUMIXを盛り上げていきたい」という想いがひしひしと伝わりました。

私は今年の1月からLUMIXチームに参画していますが、まだまだ話を聞いてみたいメンバーがたくさんいます。

普段LUMIX Magazineでお伝えしているようなカメラの魅力だけではなく、そこに携わる「中の人」も紹介し、もっと皆様に愛されるカメラブランドにしていきたいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!それではまた次回。

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