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G9PROIIとLEICAモノクロームが切り開く新時代|KenTanahashi
こんにちは。日常スナップやストリートフォトを撮影している写真家のKen Tanahashiです。
今回は、特別にPanasonicからお借りしているマイクロフォーサーズのフラグシップモデル「LUMIX G9PROII」と、その注目の新フォトスタイルである「LEICAモノクローム」についてご紹介します。
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F3.2 SS1/125 ISO800
LEICA(ライカ)はドイツ生まれの高級カメラブランドで、世界中の多くのフォトグラファーが憧れる存在です。
LUMIXとLEICAは協業関係にあり、LEICAの先進的な技術がLUMIX製品にも活かされています。
特に「LUMIX G9PROII」は、LEICAの長年の絵作りの哲学を背景に、新フォトスタイル「LEICAモノクローム」を搭載し、一段と引き立つ美しいモノクロ写真を手軽に楽しむことができます。
モノクロ写真ファン、そしてカメラ・写真好きの皆様には、この機能とその可能性がどれほど魅力的であるか、きっと気に入っていただけるはずです。
「LUMIX G9PROII」と「LEICAモノクローム」の魅力的な組み合わせについて、本記事を通じて語らせていただきます。
マイクロフォーサーズの新しい可能性
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F6.3 SS1/500 ISO100
撮影した瞬間に「あ、これいいな」と思えるカメラは、写真家にとって重要な存在です。LUMIXの新たなフラグシップカメラとして登場したG9PROIIは、その希望を叶えてくれるカメラと言えます。
グリップの握りやすさ、シャッター音の響き、ダイヤル等の操作性、反応速度、そして写真のクオリティにおいて、とても素晴らしい体験を与えてくれました。
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F4 SS1/250 ISO200
スナップ写真で私が求めるのは瞬間を見逃さないことです。そのためには瞬時の反応が求められます。
G9PROIIは、高速連写と像面位相差AFであらゆる被写体を高度に認識し、動きのある被写体や歩きながらの撮影でも抜群の性能を発揮してくれます。
また、手ブレが気になるシチュエーションでも、強力な手ブレ補正機能が支えてくれるので、安心してシャッターを切ることができました。
おすすめのLEICA DGレンズ
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F3.2 SS1/200 ISO200
写真撮影において、レンズは非常に重要な役割を果たし、レンズ選びは撮影の結果を大きく左右します。
こちらでは、G9PROIIとの最適な組み合わせとして、私が実際に試してオススメしたいLEICA DGレンズを2本ご紹介させていただきます。
LEICA DG VARIO-SUMMILUX 10-25mm F1.7 ASPH.
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F1.7 SS1/800 ISO100
フルサイズ換算で20mmから50mmまでの範囲をカバーし、20mm、24mm、35mm、50mmという主要な画角すべてをこの一本で撮影できます。
これはスナップカメラマンにとって非常に魅力的な焦点距離です。
さらに、ズーム全域でF1.7と、広角域から標準域をカバーするレンズの中では驚異的なスペックと言えます。
実際に私がこのレンズで撮影した日、ダイナミックレンジの広さと明るさに驚きました。これ1本で幅広い画角を網羅し、瞬時に構図を変更できる柔軟性はどんなシーンでも対応できます。
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F4 SS1/320 ISO200
写りも非常にシャープで、このレンズは持っているだけでなんでも撮りたくなる、新しい写真の可能性が広がるレンズと言えるでしょう。
LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm / F2.8 ASPH. / POWER O.I.S.
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F5.6 SS1/800 ISO100
2本目に紹介するレンズは、フルサイズ換算で24mmから70mmをカバーし、全域でF2.8の明るさを持つ、様々なシチュエーションでの撮影を可能にするレンズです。
LEICAの厳しい光学基準をクリアしたLEICA DGシリーズの中でも、このレンズはレンズ内手ブレ補正O .I.S.が搭載されており、写真だけではなく、特にブレが目立つ動画撮影においても活躍するでしょう。
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F3.5 SS1/640 ISO100
また、フルサイズの24-70mmF2.8のレンズは相応の大きさになりますが、こちらのレンズはフルサイズの同じ焦点距離・同じ明るさのレンズと比較して非常にコンパクトに設計されています。
スナップをする場合、機材の重さは重要な要素になりますが、このレンズなら問題がありません。
実際、このレンズは、今回の撮影で使用した時間が最も長いレンズです。多機能で実用的、普段使いできるまさに「万能」レンズと言えます。
モノクロの新境地「LEICAモノクローム」
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F5.0 SS1/2000 ISO100
皆さんは「モノクロ写真」と聞くと、どんな写真を思い浮かべますか?
昔のフィルム写真や映画のシーンなど「古い」「懐かしい」というイメージを抱くかもしれません。
しかし、G9PROIIから搭載された「LEICAモノクローム」は、モノクロ写真の新しい世界を感じさせてくれるでしょう。
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F1.7 SS1/500 ISO200
色の情報を持たないモノクロ写真は、光と影、コントラストや明暗、被写体の形や質感などの要素が前面に押し出されるのが特徴です。
LEICAモノクロームは、それらの要素をより印象的に仕上げてくれます。
コントラストが強く、被写体のテクスチャが鮮明に写し出されます。さらに、細部のディテールは失われることなく、豊かな階調や滑らかなグラデーションが、写真に奥行きと立体感を感じさせます。
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F5.6 SS1/1000 ISO100
私はGX7MK2の頃から「L.モノクローム」を愛用してきました。
今回新たに追加された「LEICAモノクローム」は、これまでのLUMIXのモノクロ系フォトスタイルとは違い、LEICAの階調表現が再現された新しいタイプのモノクロ系フォトスタイルです。
繊細な粒子が、アナログフィルムのような質感を演出し、写真のエッジや細部を非常にシャープに写し出します。
モノクロ写真の特徴とも言える粒子感は、フォトスタイルの設定から「粒状」として調整することができ、弱・中・強の3段階から設定できます。もちろん粒状をOFFにすることもできるので、好みにあったモノクロ表現を楽しむことができます。
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F5.0 SS1/2000 ISO100 / 粒状:中
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F5.0 SS1/2000 ISO100 / 粒状:弱
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F5.0 SS1/1600 ISO100 / 粒状:OFF
LUMIXのモノクロ表現
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私が初めてLUMIXのカメラを手にしたのは数年前。それ以来、LUMIXのモノクロ技術には常に感銘を受けてきました。
従来のモノクロームやL.モノクローム、L.モノクロームD、そしてL.モノクロームSといったフォトスタイルは、私を含め多くのフォトグラファーに支持されています。
それぞれのモードが持つ独自の特性や質感は、まるで異なるフィルムを試すような感覚で、同じシーンでも異なる印象を残してくれます。
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F4 SS1/500 ISO320
新たに搭載された「LEICAモノクローム」は、従来のモノクロ系フォトスタイルとはまた異なる、深みのある黒とクリアなハイライトとのコントラストが魅力的なフォトスタイルです。
5つのモノクロームは、私たち撮り手の視界と表現を広げ、新しいクリエイティブへの挑戦の道を開いてくれるでしょう。
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F10 SS1/640 ISO100
写真を撮る楽しさ、そしてその結果に対する満足感を改めて感じさせてくれるこのカメラは、多くのフォトグラファーの相棒として、これからの撮影の現場で大活躍することでしょう。
G9PROIIで、新しい撮影体験を味わってください。
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F5 SS1/640 ISO100
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F5 SS1/500 ISO100
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F4 SS1/320 ISO200
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F1.7 SS1/500 ISO200
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F1.7 SS1/1000 ISO200
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F4 SS1/125 ISO200
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F4 SS1/400 ISO400
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