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死ぬ時に持っていける唯一のもの
食べものもお金も貴金属も、いかなる所有物であっても、君が死ぬときには、持って行けない。
君の召し使いも、従業員も、君のとりまきで君の影響下にある人々も、君が死ぬときは、誰ひとり連れていけない。
死ぬときは、すべてを失う。
死ぬときに唯一この手に残るのは、君がこの人生で行動してきた身体の業(カルマ)と話してきた言葉の業と心の中で考えてきた思考の業、たったそれだけ。
君はその報いだけを受け取り、旅立ってゆく。あたかも影が人につきまとうがごとく、業は君を追いかけてゆく。
ゆえに、思考・言葉・身体を整えて、未来に備えて善業を積むように。
善業は未来の君にとっての、ただひとつの財産となる。
相応部経典 ブッダの言葉
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