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飼われた赤ちゃん象は小さい頃から鎖に繋がれて餌を与えられ、それを当たり前に暮らしていた。 大きく育った象には、そんな鎖なんて直ぐに簡単に壊せる程の力があり、自由になれるという選択肢があるのに、それを決してしない。 それは、数年、何十年もかけて、そうなるように育てられて来たから。 その象は本当の自分の力量を知らない。 これは餌を与えてくれる人間への依存でもある。 この象の話を人間に置き換えると、 誰かに与えられることが当たり前に なってしまい自らが考えることを やめてし
食べものもお金も貴金属も、いかなる所有物であっても、君が死ぬときには、持って行けない。 君の召し使いも、従業員も、君のとりまきで君の影響下にある人々も、君が死ぬときは、誰ひとり連れていけない。 死ぬときは、すべてを失う。 死ぬときに唯一この手に残るのは、君がこの人生で行動してきた身体の業(カルマ)と話してきた言葉の業と心の中で考えてきた思考の業、たったそれだけ。 君はその報いだけを受け取り、旅立ってゆく。あたかも影が人につきまとうがごとく、業は君を追いかけてゆく。 ゆえに
アンパンマンの作者、やなせたかし氏は陸軍軍人として戦争経験があり、実の弟は、戦死。自身の飢えの経験より食べられないということが一番つらいことを知る。 そんな戦争体験から、正義の為の戦いなんてどこにも無く、正義はとても不安定である日突然、逆転することを体感する。 世界最弱ヒーローアンパンマンの始まり 正義の為に飢えた人のところまで空を飛んでいき、自分の顔をちぎって食べさせる。だがそうする事で、彼自身もエネルギーを、失い失速する。こんな風にちっとも強い訳でないけど、やらなけ
人類は、1マイルを4分内で走りきる事が出来ないと言われて来た。 しかし、1954年にイギリス出身のロジャー・バニスターはこれまでには絶対に不可能だと言われ続けてきた1マイル(約1,6km)4分の壁を世界で初めて3分59秒4の記録で達成する。 その46日後、彼の最大のライバルだったオーストラリアのジョン・ランディが3分58秒の記録となり世界新記録を瞬く間に、破った。 その後も1年以内に続々と新記録がランディを含め23人もの選手によって1マイル4分の壁を次々と破っていった