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人間にもおける象の話。


飼われた赤ちゃん象は小さい頃から鎖に繋がれて餌を与えられ、それを当たり前に暮らしていた。

大きく育った象には、そんな鎖なんて直ぐに簡単に壊せる程の力があり、自由になれるという選択肢があるのに、それを決してしない。

それは、数年、何十年もかけて、そうなるように育てられて来たから。
その象は本当の自分の力量を知らない。

これは餌を与えてくれる人間への依存でもある。

この象の話を人間に置き換えると、
誰かに与えられることが当たり前に
なってしまい自らが考えることを
やめてしまった。

その為、社会によって都合よく作られた価値観や常識という檻の中から
出られずにいる。
自分が檻の中にいるということさえも気がついていない人も多い。
与えられる思考になれて、ゼロから1を作り出すのが出来なくなってしまう。

そしていつかヒーローが現れて
そんな誰かが世界を救ってくれるのを
待っている。
(ヒーロー系のアニメや映画が多いのも、行動を自ら起こすより奇跡を待つ人間を作りたいから)

自分で行動して掴みに行かなきゃチャンスは巡って来ないように、
自分で行動しなきゃ何も現実は変わらないよ。

まずは、他人に執着や期待するのをやめる。

誰かを変えようなんて
それは自分のただのエゴ。

相手に変わって欲しいと思う前に
相手にそう思ってしまう自分の
意識をまず変えなきゃいけない。

自分がコントロール出来るもの出来ないものを理解すると常に自分の意識は誰からもコントロールされない事に気付く。

ただの透明な檻を作っていたのは、
自分だって事に気がついたその瞬間から自由になれちゃうよ。

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