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一次情報と二次情報。

新型ウイルスによってひとと会う機会も少なくなり、イベントも少なくなり、家にいる時間が多くなった2020年。

緊急事態宣言が初めて出たときはTVから流れる情報、LINEの感染者情報などを日々確認していた。新型ウイルスの情報をとるために、家にいる時間はほとんどの人がテレビをつけたり、携帯やパソコンを見ていたと思う。

そこからしばらくして、元々そんなにテレビを見る人間ではなかったわたしは普段通り大好きなSNS、"Instagram"をよく見るようになった。わたしにとってInstagramは調べもの、トレンドのリサーチのツールである。いろんな情報を取りに行くのが好きなのだが、ふと最近「情報を発信しているひと」と「受け取る側のひと」の違いについて考えたことがあった。

いいなと思う投稿内容を見ていくと、あたしが有益だと感じてフォローしているひとの発信に共通点が見えてきた。それは"じぶんで経験している"、"実体験から学んだことに関して"発信している点だった。

なぜそれに価値を感じるのか?

当たり前だけど、TVや新聞などの記事は"どこかの誰か"がそれを見たこと、経験したことをそのひとではない"誰か"が編集して載っけている。TVやネットの情報は顔が見えない人たちによって創り上げられた"2次情報"である。

それに対してInstagramは顔の見えるそのひとが体験した、そのひとにとっての真実の情報。つまり"一次情報"なのだ。わたしはそこに価値を感じる。

正直、TVはスポンサーもついているし、大きな社会の問題を取り上げるときにどうしても一つの側面に偏らざるを得ない場合がある。ネットで情報が飛び交う現代はじぶんで調べていくうちに、よりその偏り氣付きやすくなっていると思う。よくよく考えてみると正直、TVの報道が真実かどうかなんて本当のところよくわからない。あくまで私たちはその現場にいない画面越しの存在なのである。であるから、それが真実かどうか確かめるには"じぶんが当事者として体験する"か、"その一次情報を自ら目撃しに行くこと"をしない限り、本当のところは誰にも真実などわからないのである。

そう考えるとわたしたちの生活は二次情報に溢れかえっていることに氣が付く。

あなたは今日どれだけの一次情報を取りましたか?
どれだけじぶんの身体を以てして体感しましたか?学びましたか?

"じぶんで感じて経験する"

この価値観、大事にしていきたい。

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