真の源泉掛け流し 「大鷹の湯」 / 栃木②
2022.06.23
そして「大鷹の湯」へ。
ここに来たかったのは、療養レベルと言われる真の源泉掛け流しを体験してみたかったから。
ん?電車? 昔、西那須野~塩原口駅間を走っていた「塩原電車」の 1/2のモデルだそうです。
中はなんと手湯。
ピヨカワイイ。
先週はシャネル メティエダール 2022のローンチだったので、背もたれのビジューがルックに見えてくる。
Chanel Pre-Fall 2022
『究極の源泉宿 73』によれば、本物の源泉宿とは
①源泉掛け流し(循環させていないこと)
②加水しないこと(湯量不足による加水、温度が高すぎるための加水をしない)
③消毒しないこと
④清潔が保たれていること(こまめな清掃)
うーむ。温泉の一番重要な還元力。それは、ORP(酸化還元電位)で表すことができるそうです。
簡単に言うと、活性酸素で疲れる、老化する=「酸化」、疲れが取れて体調が整うこと=「還元」。ORP値がマイナスである程、還元力が高いということなんですね。
大鷹の湯のORP測定値は−322。これは、国内最高値である白山名水 -220を上回る値だそうです。
今まで温泉〜!と喜んで入っていたのはなんだったのか…と思う程の湯、でした。
トロリと滑らかな湯は、速攻で肌がツルツルに!ちょっとガサガサとトラブルのあった部分も夜2回、朝2回の入浴でキレイに治った。
凄い源泉威力。
こういった条件をクリアする温泉宿は国内で1%程だといいます。
源泉を守り、高いレベルで管理されている方々の尽力に敬服。
地下700m〜1200mの地層から源泉を汲み上げているここの湯は、重金属類が無検出という特徴を持っています。堆積構造に何やらありそうですなー
朝のおかゆも源泉を使用。湯の花は、専用の樽で仕込んだお味噌に使用されているそう。
古来からある湯治(とうじ)という温泉療養について色々と考えさせられました。地中深くから鉱物たちに含まれるミネラルを抱き、地上に湧出してくれるお湯。なんて有難い。
『テルマエロマエ』のあの場面を思い出しました。
心身を癒してくれる五つ星源泉の宿。観光で利用する温泉宿とは「目的別」に楽しんでいこうと思いました。
帰りに地方競馬教養センターに寄ってみた。
広大な敷地に厩舎、競走走路や研修施設などあって。馬場を見ていたら乗りたくなったー帰ったら外乗行こう。
大鷹の湯
〒329-2763
栃木県那須塩原市井口548-350
予約受付専用TEL:0120-27-1126
TEL:0287-36-6802 / FAX:0287-37-3987
お問合せ時間/9:00~21:00 迄
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?