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仕事依頼記事

noteでは「仕事依頼記事」なるものが書けるのね。ということで、私に何が出来るのか、私は何がしたいのか、を整理してみました。

共通することは、「独自の美」を拾い集め、感動と喜びを伝え、そこから想像できる「世界を広げたい!」ということ。

1.旅行記事執筆、 旅行コラム寄稿、 旅行プランナー

建築、工芸、アート、自然〜旅先で出会った美しいものたちを独自の視点で眺め、新たな楽しさを提案します。

2.取材記事

そのものの持つ本質を見極め、そこから想像できる世界を広げていきます。

3.ファッション コンサルティング

毎シーズンぶち当たる日本未入荷の壁。なぜ買い付けないのか→売れないから。なら売れるように動こう、「憧れ」をつくっていこう。
好きなものに惜しげ無く情熱を注ぎ込む「コアな層」が確実に存在します。

①旅行記事執筆、 旅行コラム寄稿、 旅行プランナー

旅行記事執筆

旅先で出会った美しいものたちを独自の視点で眺め、新たな楽しさを提案します。

11年間VOGUEでブログを書き感じたことは、好みが細分化・多様化 し、よりパーソナルで手応えのある「視点の独自性」が求められているということ。

私の視点はファッション。感動させてくれたものを 「纏いたい」と思いながら旅をしています。
例えば、パリの鉱物博物館で見た鉱物も、サンタフェの空の青さとアドビ建築の茶色の色合いも 「着たい」と思い、イスタンブールの玉石混淆なグランドバザールから自分なりの美を掘り出し帰ってきます。

ホーチミンで出会った刺繍ベストにDries Van Notenのコートを合わせて。
インターメディアテクで見たロシアの鉱物に触発され、Stephen Dweckで色々付けさせてもらった鉱物たち。

旅行コラム寄稿

飛行機でも電車でも車でも、こんなところがあったのね!と思ってもらえるような「それに乗って」行きたくなる旅を提案します。

偶然にもJAL就航直前に行った、シアトルとウラジオストク。
記事「チェブラーシカを連れて首脳会談が行われたレスナーヤ・ザイムカへ / ウラジオストク④

チェブが欲しくてタクシー飛ばして行ったウラジオストク郊外のおもちゃ屋さん。「あーワニのゲーナも連れて帰って来ればよかった…」と思う日々。

記事「世界最大のボーイング社エバレット工場 とエアフォースワンが見られる航空博物館/ シアトル①

JAPAN AIRLINESの文字がまだ入っていない真っ白なボディに鶴丸だけ描かれた機体。ボーイング エバレット工場にて。シアトルへはJAL就航前だったので、SFOからアラスカ航空(2021年3月31日ワンワールド アライアンスに加盟。嬉しい!)で。

旅行プランナー

それぞれが自分の「好き」を軸に旅に出て、日常を嬉しいで満たせるような旅を、予算内で「いかに楽しめるか」を提案します。

旅は感動の源なんです。どこに行くかワクワクしながら計画し、旅先で大いに感動し、帰国後その余韻を楽しみ、また次の旅へ突入する。
旅で得た感動エネルギーを「循環」させながら日々生きています。

記事「旅行プランナーはじめました / パリへ

パリに来たら必ず立ち寄る、大好きな老舗標本・剥製屋DEYROLLE。(撮影許可を得ています)

学生時代から旅を計画するのが好きで。トランジット時間に出国し、どこまで楽しめるかーとか、ホテルは水圧が絶対よね!とか。予算内で「いかに楽しむか」を考える時間が一番ワクワクする。

学生時代からガイドブックはずっと「歩き方」。学研プラスに譲渡されてから初めて買ったのは「地球の歩き方 ムー 異世界の歩き方」。おっ!と思ったところへのルートを調べるのが楽しみなので、最低限の行き方がキチンと書かれているのは嬉しい。

②取材記事

本質=そのものが持つ芯のようなもの、をすくい取り、そこから派生する世界を楽しめるような記事を書いていきます。

記事「『ひと月限りの、この世の楽園』若冲展〜若冲に酔う②

若冲の心の「眼」がみた世界なんだと思う。目に映らなくても「視えた」のだと思う。あらゆるものを観察し、その奥に潜む神と呼べるものの存在を感知したのだと私には感じられる。
嬉しかったのは、ジョー・プライス氏とエツコ夫人にお会いできたこと。記事を読んで下さったエツコ夫人から「若冲をよく理解してくれていますね」と後日ランチに誘っていただいたこと。泣いた。

記事「太陽の塔に抱(いだ)かれる / 大阪④

太陽の塔の「生命の樹」は、単なる年表のような生物進化模型ではなく「生命のエネルギー」。過去ー現在ー未来は同時に存在し、今この瞬間を生きるということ。神道用語の「中今」という概念を思い出す。

記事「間人(たいざ )で石化について考える / 海の京都② 兵庫 12/47

海の向こうにあるペルシャを見つめ佇んでいた間人皇后・聖徳太子 母子像。

③ファッション コンサルティング

「コアな層」に響く提案を。それには「憧れ」をつくること。

毎シーズンぶち当たる日本未入荷の壁。なぜ買い付けないのか→売れないから。なら売れるように動こう、「憧れ」をつくっていこう
好きなものに惜しげ無く情熱を注ぎ込むコアな層は確実に存在します。

クチュールメゾンからアウトドアブランドまで。自分の「買うに至るまでの心の動き」を把握しているので、ファッションに対し高い熱量を持つコア層へのアプローチの仕方が大切だと考えます。

リアルタイムでコレクションが見られ、情報格差がなくなった今。欲しいと思ったものをすぐにオーダーできるシステムも、受注会もある。しかしその多くは生地見本だけだったり、試着ができないのに画像だけで確実に購入するという前提で内金を入れるシステムであったり。

生地の質感、身体を入れた時のシルエットや動きを試さずに服を買うことはできない。店舗の存在意義とは?
個々の好みが細分化した現在、自分ではない「誰かの目」を通したセレクト=バイイングというシステムを、様々な角度からみる必要があると感じています。

売れるものを売るのではなく、自分が本当に欲しいと思えるものを売る。その為にすることは、その素敵さを情熱を持って伝える=「憧れ」をつくること。そして、その憧れを同じような感性を持つ人たちと共有できる機会、「着る機会=場」もつくること。

カール・ラガーフェルド手がけた最後のシャネル メティエダール コレクションのバングル。金細工 工房ゴッサンスのスカラベは、古代エジプトに魅了されている私にとって絶対なアイテムでした。リングは2012年のメティエダール 「パリーボンベイ」。

デパートの縦割りパトロール。

デパートに行くといつも思う。これを紹介したい

ファッション好きの「素敵」はファッションだけで構成されているわけではありません。個々の思想、好みを反映した「様々なもの」によって形作られています。
食料品、香水、インテリアに食器〜あらゆるものが詰まっているデパート。そこに埋もれている素敵を紹介し、豊かな気持ちを連れて帰ってもらえたら嬉しい。

それを強く感じたのは、ウィンドウの舞台裏取材で歩いた閉店後の伊勢丹で。お客さんが誰もいない、照明が落とされたフロアで商品たちがひっそりと光ってました。デパートの商品全てがオンラインにあるわけでもなく、気付かれないものも沢山あります。

記事「夢を届ける人たち〜伊勢丹『ワンダークリスマス』メイキング編

閉店後、一夜でつくりあげられる「夢」の世界は多くの人の手によって紡ぎだされます。重そうな工具を腰にぶら下げた職人さん、電気配線担当の方、スタイリストさん、配置する小物をミリ単位で調整するスペシャリスト集団。

買い物しながらいつも思うのが、「おーカワイイもの発見!」「わーこれギフトにもらったら嬉しい」「あー完売していたアイテムがある!きっとキャンセルが出たのね。今コレ欲しい人いるよなー」などなど。→ 今すぐ伝えたい!

Dover Street Market Ginza限定GUCCIのケープ。

デパートはワンダーランド。連れて帰ってもらうのを待っている商品たちを発見し、紹介していきたいと思います。

LAのミントタブレットHINT MINTと東京国立博物館 とのコラボレーション。葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳のマスターピース6作品が登場しました。2020年銀座三越で。
八幡屋礒五郎の七味 ガラム・マサラ。パッケージのカワイさに連れて帰る。2022年伊勢丹で。

と、色々書いてきましたが〜美しいものに触れて「嬉しい!」って気持ちを皆で楽しみたいということ。

サンタフェや先住民族保留地で購入したネックレス。

既に完成しているプロダクトやサービスに対しては新たな切り口だったり、価値を吹き込んだり。また、アイディアが形になっていなければ、いかにその想いをイメージし届けるか。

そんな提案をし、美しいものを広めていくのが私の「しごと」です。





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