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龍に会いに春節の横浜中華街へ

こんにちは。
翡翠の世界に浸った後に会いたくなったのは龍。で、中華街へ。
(記事「貔貅(ヒキュウ)に会いにみなとみらいへ / 天然翡翠専門店『Joytec (ジョイテック)』」)

あっそうか、春節か!

今年で38回目を迎えるという横濵中華街「2024春節」 ~飛龍乗雲~。

「またネパール行きたいなー」とチャイハネの仏塔を見ながら横浜媽祖廟へ。

横浜媽祖廟は道教の神様を祀る廟で正式名称は「横浜大天后宮」。

道教では実在した人物が亡くなったあと天に昇って神になります。媽祖は道教の神々の中で位の高い女神であり、人気のある崇拝神の一人だそう。

ちょこんと並んでて愛らしい。

龍、電柱に絡まってた。五爪で玉をちゃんと握ってる。

龍たちが至るところで戯れてます。

海龍なのかな。クネクネと柔らかいからだ、鰭を持ってる龍。ここで一番好きな龍。

石柱にもグルグル。

馬レリーフも良き。
玉を持って踊ってたー

山下町公園には鳳凰&龍が楽しそうでした。

関帝廟」へ。
大震災や空襲、火災に見舞われた関帝廟、現在の建物は1990年に四代目として再建されたものです。

構築部分のほとんどを中国から取り寄せ、中国出身の職人さんたちが腕をふるったといいます。

北京から来た4.5tの重さがある雲龍石に龍が彫り出されています。

極彩色の元気な龍に会いたくなるとここに来る。

龍の屋根瓦は、台湾で作られ横浜へ運ばれたそう。

何か言いたげな龍と目があった。

またねー

で、香港路をふらりと歩く。

1936年(昭和11年)創業の「海員閣」、小さい時から来ていたお店。
代替わりのための長期休業で、もう食べられないのか…と思っていましたが、2018年営業再開。

それから紆余曲折があり、現在はワンオペということで完全予約制の「コース料理の提供」と「焼売土産の販売」の2業務のみ対応中。

昔の「海員閣」ではないかもしれませんが…お店を存続させたいという店主のお気持ちが伝わってきます。

新しい店が乱立し、昔の中華街の雰囲気はどこかに隠れてしまったかのような今ですが。子どもの頃から親しんできたのは、
1951年創業の中国粥専門店「謝甜記」。

出汁を取りながら4時間かけてたき上げたお粥。油条という中国揚げパンを浸して食べるのが好き。

大勢でクルクルテーブルを回したいのは「萬珍樓」。

月餅は「華正樓」が好き。

そしていつもこの作品を見て帰る。
2021年10月から横浜大飯店に展示されている「横浜中華街の街並み」。レゴモデルビルダー 直江和由さんの作品です。

レゴ好きの間では有名な直江さん。2005年に作られたこの作品は那須ハイランドパーク内のレゴスタジアムに展示されていたもの。2011年の閉館後は函館の金森赤レンガ倉庫に保管されます。その後、2013年に直江さんが他界され、「横浜中華街の街並み」は善隣門横の横浜大飯店に落ち着くことになりました。

善隣門の細部!

はまぎんもなんだかチャイナ。

ということで中華街、でした。









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