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#67 姿勢美人になりたい

マスターストレッチを久しぶりに履きました。
いかんいかん。しまってしまうとやらなくなるから出しておきたいけれど、
うちはそんなに広くないしそういうわけにもなぁ。

片足2kg ずっしり重いのだ

元はリハビリやバレエダンサーのために考案されたトレーニングですが、もちろん踊らない人にも良いのです。認知度はどのくらいなんだろう。家にあるよっていう人は少なそうだけど、わたしは好きです。


足裏の筋肉がうまく使えないと、その足の上に載っかった脚の使い方にも影響が出て、よく使う筋肉も偏る。重心もずれる。するとだんだん癖になってきて、同じ筋肉ばかり使うから本来使いたい筋肉はずっとサボっちゃう。頑張る筋肉は体の外側についてるから、見た目はモリモリになる。骨も引っ張られて脚が真っ直ぐじゃなくなる。街でぼーっと眺めていると、骨を突っ張って立っている人が多いです。筋肉は “休め“ の状態。楽なんですよね。
脚の上に乗っているのは骨盤。足が歪めば骨盤もズレる。お腹の力が抜けているとそのズレはどんどん加速!骨盤の上には背骨が積み上がるけど、下の歪みと、上では頭の重みをなんとか帳尻合わせようとするから今度は背骨までおかしなカーブになって…ということが起きているんだそうです。長い。
文字にするとなんだか読むのも嫌だけど、鏡の前で横向きの立ち姿勢を見ると
「そのとぉーーーーり」
と聞いたことあるフレーズが思わず口から出ます

わたし自身そうでした。
まず、正しい立ち方がわからない!
プロの方に「最高に綺麗に立ってみて」と言われるのだけど、こう?こう?と定まらない。すごーくショックでした。
そこから何ヶ月かトレーニングをしてみて、また立ってみても未だ「すごくクセのある立ち方」をしていました。長年の癖は簡単に治るものじゃないのです。

全身が映る鏡の前で一度真っ直ぐに立ってみてください。
 両足裏は地面を踏めていますか
 足指は全部指の腹が床についていますか
 重心は脚のどの辺りですか
 つま先はどこを向いてますか
 両膝は前を向いていますか
 膝と膝は内側でくっついていますか….
と床から膝まででもかなりチェックポイントがあります。
脚の指でグー・チョキ・逆チョキ・パーが膝を動かさずにできるか、
床に広げたティッシュをつかんでまた落とせるか、
やってみると怖いかも。
自分の足なのに思い通りに動かせなくて、めちゃめちゃ歯痒いです。

なんとなく無意識で使っている足だけど
案外その本来の役割が発揮されない使い方をしてしまっていることが多い。

いろいろやってみて、マスターストレッチはわたしに合っていそうかもと思ったので少し勉強しました。靴の底が舟型になっているから、これを履いて立つと足裏の癖が如実に反映されるのです。なので、正しく使えた時の感覚も掴みやすいです。脱いだ後の日常生活まで落とし込むのが目標です。これはピラティスでもヨガでも、なんでも共通ですね。

バレリーナのすっと伸びた背筋、優雅な所作に憧れます。
不要な筋肉の緊張は一切解いて、内側でキュッとコルセットを締めた感じ。
バレリーナからは程遠いですが、生涯自分の足で立って歩ける人生にしたいからこれも自己投資!と手を出しました。(言い方)

自分でやると好きな動きばかりしているからか、久々の講座のあとは筋肉痛を引きずっています。やっぱりわたしは内腿が弱いー

痛みが出たり、何か支障が出るまで放置されがちな姿勢や体の使い方の癖。だけどもこれほど大切なものはないと思っています。もちろん見た目にも!
自分の癖を知って、地道に改善、都度意識を心がければいつの間にか「姿勢のいい人」になって体も心地よくなってるといいなぁと今日も背筋を伸ばして頑張る35歳です。

るる

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