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StayHomeだからベーコン作ってみた

時々なぜか、「手の込んだ」ものを作りたくなる。

そういう時には、豚の角煮をコトコト煮込んだりすると大抵気が晴れるもので、勘違いして「餃子の皮を一から手作り」などという境地に達しようとすると大体敗北するものだ。

今回、「とても手軽に簡単にできる」ということで紹介されていた↓コチラのレシピに強烈に惹かれた。何を隠そう、無類のベーコン好きだ。

とにかく塊の肉に塩やらハーブやらを散らし、あとはオーブンにかけて放っとけばいいと言う。

あまり「コトコト煮込んだ」ような達成感は得られそうもないが、失敗が無さそうなのが気に入った。しかもその果てには、数日間に渡ってガンガン使えそうなベーコンが残るという。

オーブン庫内がとても映像に耐えうるものではないのでボカしてみたが、言われた通りに90分、余熱もなしでこの有り様。何ということでしょう。

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しばらく待って、たまらず端から切って味見。

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止まらん、んー止まらん。
レシピにも書いてあるように、燻したベーコンよりはローストポークに近いけれど、ベーコン感は存分に存在している。ローストポークも大好きなのでその辺りの棲み分けは曖昧でよろしいかと思う。

事前に振りかけるハーブもアレンジして良さそうだったので、そこらへんにあるスパイスをとりあえず大なり小なり振りかけた。

自画自賛にも複雑な味と香りがいい。手作り感ほとばしる。

冷凍保存もできるらしいので、それを見越してすっかり冷えた後で個包装にしてみた。

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ほんのりピンクでもちゃんと火は通っているので心配なさらぬよう。とにかく、何とも美しいこの光景。うっとり眺める。

パスタ得意な旦那くんに頼んで、これを使ってカルボナーラを作ってもらった。

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おーい、ベーコンやーい!

何とぐわっとこの山をトングでつまむと中からザクザク出てくる仕掛け。ベーコンサイドからすると映えてないけど、手作りベーコンとおろしたてのパルメザンチーズ、大好きな店のオリジナルブランドの卵、ちょっといいやつを買い置きしてあるガリガリしたての胡椒、突出したどれもがさくっとまとまっていて、非常にいい出来だった。

そりゃ白ワインも飲むよ。平日だけど。

肉の状態にもよるだろうけれど、端っこになればなるほど脂身が多くなってくるので、この辺はコクを出すためにちょこっと加える程度の使い方がいいのかなと感じた。チャーハンとかに良さそう。


地方都市でもクラスター発生のニュースが聞こえてきたりして、自粛期間と堂々と宣言されないまでも、自粛した方がいいのか、という事態が起こっている。そんな時にちょっと手間をかけた感のある一品があると嬉しい。充実時間過ごしている感じが出るから。




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