「雲より白い宝物」詩―#シロクマ文芸部「白い靴」
雲よりも真っ白な「白い靴」
幼稚園 年長の彩ちゃんが
誕生日に 貰ったプレゼントだ
彩ちゃんは うれしさが
止まらない
履かずに 大事 大事する
寝る時は 枕元におく
バアバの 家に
遊びにいけば
部屋の中で 履いて
「すてきな 靴。。
真っ白なのね」と
おばあちゃんが
気が付くまで
部屋中を 歩きまわる
一番 うれしいのは
子犬のルルと
お揃いと いうこと
ルルは 足先だけ
白い毛に 覆われてる
ルルが 白い靴を見て
キャンキャンと
飛びあがり 興奮するのが
彩ち