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優しいこころ

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人の心のやさしさ、いたわり、悲しみなどなどをテーマに詩を書いてみました。どうぞ心の薬にしてください
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#生き方

「カタツムリの不思議」―詩―

塀の上の カタツムリ 家を背負って 重くないの ? 引っ越しが 面倒だから 家を担いで 動…

立山 剣
8日前
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「涙の種をまく」-詩―

誰が 涙の種を 育てているの いつ 涙の種を まいているの 命のはかなさに 天に涙する 我…

立山 剣
4週間前
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「友を悼む」―詩―

君は ボクを置き去りにして 急に 旅立ってしまった 夏の湘南の 風の心地よさを 男二人で …

立山 剣
1か月前
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「君に届かない」詩―青ブラ文学部企画参加作品

おばあちゃんは  口数 少なく 常に 手を動かして 仕事をしていた ボクを とても可愛がっ…

立山 剣
1か月前
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「想い出の柱傷」詩―子供の日#シロクマ文芸部

ボク 鯉のぼり 立てたいなぁ ママは マンションだから とんでもないと そっぽむく パパは…

立山 剣
1か月前
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「父親の苦手なもの」―詩―

子どもの涙だけは 苦手です ちょっと 息を吸うのを 止めたと思うと 急に 大泣きし 涙の 洪…

立山 剣
1か月前
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「母さんと手をつなぐ」ー詩ー

春陽が キラリと光る 里山の 坂道を 母さんと 手を繋いで 帰り道 道は 木漏れ日色の 着物を 羽織り つつじは 紅色の花で 蝶たちと おしゃべりしてる 僕が 疲れて 足を止めると 顔を 覗き込んで 「もう 少しでお家だよ 頑張ろうね」 母さんの手は つきたての おもちより 柔らかくて ヌクヌク 同じ坂道を 一人で 歩いていると 母さんの 暖かな 匂いが まだ 残っているようだ 🐱🐱🐱🐱 最後まで 読んでいただきありがとうございます。 これからも お心をなごますよう

「みなさんのお陰で沢山コングラボードを頂きました!心から感謝申し上げます」💘

詩「面影の小箱」「#これからの家族の形」応募作品の 中で「面影の小箱」ー詩ーが 先週特に…

立山 剣
1か月前
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「子どもの不思議」ー詩ー

子どもの 心の中には いつも 春の風がある かざ車を まわし 沢山の 笑顔を  育てる 風だ…

立山 剣
1か月前
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「君に会いにゆく」詩 Poetry

君は 天国には行かず まだこの町の どこかにいるのかもしれない 君に 会いに ゆきたい 春…

立山 剣
2か月前
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詩「寂寥(せきばく)の春」

突然の電話 向こうから 聞こえてきたのは 君が 旅立ったという 冷たい 言葉だった 4月の …

立山 剣
2か月前
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詩「影踏みあそび」―#シロクマ文芸部 「朧月」

朧月を 背にして 春風に 押されながら 子どもと 川べりを 家路に 向かう 春は さくらの…

立山 剣
3か月前
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詩「面影の小箱」―#たまる物語企画参加

母さんが 天国へ旅立って 母さんの思い出を 大切に 貯める小箱を 心の奥に作りました。 千代…

立山 剣
3か月前
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「駄菓子のおねだり」ー詩ー

駄菓子屋さんの 前を 母さんと 手を繋いで 通るたびに ねだった ボク ねぇねぇ あのラムネは まだ 飲んだことないよね 「いいえ 前の月の 土曜日に 母さんと 半分こ したでしょう・・」 かあさん!! ハッカアメ  スースーするから ボクの風邪が 治るかもね 「坊やは 風邪なんて ひいてません。。。」 今日の お昼ご飯は ソースせんべいに しようか?? 「お菓子は ご飯代わりには ならないの」 古びた 駄菓子屋は 今は ひっそりと 身をかがめて 年取った おば