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炊き立てのご飯から日本の大学入試制度を観る


はいたい、御衆様 今日拝なびら
(ハイタイ グスーヨー チュウガナビラ)
まやーぐゎぬ ルルやいびーん
(マヤーグヮヌ ルルヤイビーン)

こんにちは、皆さんご機嫌いかがですか
猫のルルです

だらだらと挨拶をしても読者の方々は飽きてしまいそうなので、早速今回の内容に入ります。

私のお家では毎回炊き立てのご飯が少し程余ります。
そして余ったご飯は冷蔵庫に入れ、次の食事の時に食べます。
先日、いつものように少し余っていたご飯をお茶碗によそい、足りない分を炊き立てのご飯からよそいました。
おかわりもして、あーまた今日も少し余ったななんて思いながら炊飯器を開けて驚きました。前の食事で余っていた分を食べたのと大体同じ量がまた余っていたのです。
これを見て私は思いました。

これは日本の大学受験制度と同じではないか。

……。
「こいつ何言ってんだ」
読者様のそんな声が聞こえてくるようです。

説明します
まず私のお家のご飯は、前の食事で余っていた分を食べたのと大体同じ量がまた余ります。
これは前の食事でご飯が余らなければ、次の食事でもご飯は余らないと言うことです。食べられる容量は急激に増加することも減少することもないのでそりゃそうです。

次に日本の大学受験制度についてです。
私がここで同じだと思ったのは「浪人制度」についてです。
浪人生が生まれなければ現役志願者は全員合格し、翌年の浪人生も生まれないのではないか?と言うことです。
年々出生率は減少しているので、日本人の大学受験者数も少しづつ減少しているはずです。一方大学の容量は変わりません。現に林修さんは日本の大学の現役受験者数は定員を下回っていると仰っていました。
入学志願者数が定員より少ないのであれば基本全員合格になりますね。
それでも現役で落ちる人がいるのは、浪人生と言う存在も原因の一つでしょう。
(※浪人生が邪魔と言う話ではありません。あくまで制度の話です)

お分かりいただけましたか?
前で余ったのを次にとると、今とれるはずのところからまた余りが出ると言う点がご飯と受験で似ていると言うお話でした。

余談【ー浪人制度をなくすには?ー】
それでも募集人数に対して現役受験者数が上回っているところもあるかと思います。その原因はテレビの影響が一つ大きいのではないでしょうか。有名な大学には人が集まると言うことです。
しかし、有名でなくとも素晴らしい大学は沢山あるはずです。

さあここで問題です
東京大学は日本では一番偏差値の高い大学ですね。
では大学院ランキングで日本一なのはどこの大学院でしょうか?
何となく東大の大学院かな?旧帝大の中のどれかかな?なんて思っていませんか。
実は違うんです。

日本で大学院ランキング1位なのは……
それは沖縄にあるんです。その名も

Okinawa Institute of Science and Technology
 日本名で「沖縄科学技術大学大学院
通称OIST(オイスト)
しかもOISTは世界の研究機関10位
大学のHPです。
https://www.oist.jp/ja

国際的な学術出版企業シュプリンガー・ネイチャーによる2019年の世界の研究機関ランキングで、OISTは研究機関規模と論文数に占める質の高い論文の割合から「世界で10位」「日本で1位
にランキングされました。シュプリンガー・ネイチャーは世界的に権威のある科学誌「ネイチャー」を傘下に持っているそうです。このランキングは、研究機関規模と論文数に占める質の高い論文の割合によって決められています。

メディアでよく取り上げられる大学だけが素晴らしい訳ではないのは何となく皆さん感じているでしょう。
話題性や知名度だけでなく、授業や研究の内容をきちんと知ることができれば、浪人制度も徐々に無くなり、現役で本当に学びたい事をすばらしい環境で学べる人も増えるのではないでしょうか。
最良の判断ができるようになるためにも、自ら情報を取りに行き自分の頭で考えることは大切なようです。

さて長くなりました
今日や くぬひーうてぃ 御無礼さびら
(チューヤ クヌヒーウティ グブリーサビラ)
訳)今日はこのへんで、さようなら




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