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有名企業に勤めているのに家なき子になった話~第2話~

私の結婚生活は約4年。

そのうち夫婦として
同居していたのは2年弱。

離婚を打ち明けてから
実際に離婚が成立するまでに
2年近くの月日がかかりました。

裁判離婚です。

今から考えると、
結婚前から
いろいろと腑に落ちないことや
両家の価値観が合っていない…
と感じることが
たくさんありました。

元夫と交際を始めたとき
私はすごく好きだったお相手と
お別れして3ヶ月が経った頃でした。

その間に何人かと
お付き合いしてみましたが、

どの方とも「恋人」と呼べるような関係にはならず
そろそろ真剣な「彼氏」が欲しい。

そんな風に思っていたときでした。

その”大好きだった彼” は、
真剣に私と付き合ってくれてはいたと思いますが
他の女子と頻繁に連絡をとっていたことが発覚し
色々と喧嘩が絶えませんでした。

そのことから、
次付き合う人は

「真面目で、誠実なお付き合い」が

できる人がいい。

そう、ぼんやり望んでいたりしたのです。

元夫は同じ会社の同期でした。
顔はお世辞にもイケメンとは言えません。
タイプでもなんでもなかったのですが、
私が見てみたかったアニメに
元夫が詳しかったということをきっかけに
頻繁にLINEをするようになりました。

終わりのない、とりとめない連絡。

恋愛が始まるときの
よくある感覚を感じていました。

「本当に私、この人と付き合いたいのかな?」

と、自分自身に
実はその時に疑問には思ったのですが
一旦スルーして、流れに身を任せました。

なんであんな人と付き合っていたんだろう…

離婚したくてもできなかった期間、
そのことが何度も何度も頭をよぎりましたが

「この人なら、私のことを真剣に好きになって不安にはさせないだろう」

その部分が付き合う上で
一番大きかったのだと思います。

前回の付き合いで苦労させられた部分を補うカタチ。

タイミングもありました。

この時期やタイミングが合ったことを
「ご縁」と呼んだりしますが、
それでいうと元夫ともご縁が合った方なのでしょう。

当時22歳、
私は元夫との交際をはじめました。


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