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多様な「みんな」ーポリコレか政策か

おかげさまで、勤務校に教師用教科書が届きました。10日、始業式の翌々日にです 笑

さっそく新しい国語や算数の教科書を開いてみました。

いくつものページに、学校の「みんな」=教室内や校門付近に集まる子どもたちや先生を描いたイラストがあります。

描かれている先生のうち、ひざをついて子どもにほほえみかけている担任は男性で、「こうちょうせんせい」は女性です。令和の教科書らしいポリコレだなあと思います。まあ実際、女性の校長先生は最近めずらしくないのでいいんですが、もっと違和感を感じたことがあります。

どの場面も「いろいろな子ども」が描かれているのです。

いろいろな髪型、いろいろな服。女の子はズボンを履いている。浅黒い肌の子。めがねをかけた子や、車椅子の子。金髪の子や、青い目の子もいます。

ポリコレにしても行き届きすぎていてあまりに不自然で、「これはちょっとやりすぎでしょ」と、ノンポリのわたしたちふつうの教員は職員室で苦笑しました。

事実上国定教科書である日本の教科書がこんな表現をしているのは、多民族国家をめざすというヒドゥンでサブリミナルな政策なんですかね。

みなさんどう思います?

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