入船、出船

先日の投稿を読んでくださった皆様から
「おまえはいつも「嫌いだ」とか「ダメだ」とか、disってばかりだ」
という心の声が聞こえましたので、
今回は「置かれた場所に・・」に代わる、わたしの気に入っている異動にまつわる言葉について、書きます。

それは

「入船あれば、出船あり」

です。

港に入ってくる船もあれば、出ていく船もある。
成功する人もいれば、その一方で失敗している人がいる。
味方になってくれる人もいれば、敵対する人もいる。
世の中はさまざまで、そして移り変わっていくものだ。

というのが大体の意味ですね。
年度替わりの異動なんて、異動しない港側の人間にとってはまさにこれでしょう。
今回異動する船の皆さん、どうぞ御安全に！

そして、この言葉とセットで思い出すのが

「出船によい風は、入船に悪い」

です。

出港する船にとってよい風は、入港する船には悪い風になる。
つまり、
誰かにとっての追い風は、別の誰かにとっては向かい風になる。

ついでに
「答えは風の中」と歌ったボブ・ディランの名言

There is nothing so stable as change.

春分の日。
本日、当地は強風です。