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ひよこのるる
2019年7月19日 19:50
Victor Hugo, Demain dès l'aube (1847)明日、夜が明けて、野が白く染まりはじめたら、僕は出かけよう。きみが待っているのが分かるから。森を越えて、山を越えて、僕は行こう。これ以上きみから離れてはいられないから。僕は歩くだろう、心の内だけを見つめて、外のものは何も見ず、何も聞かず、ひとり、知られず、身をかがめ、手を組んで、悲しく、昼も僕にとっては夜
2019年7月17日 20:29
Paul Eluard, Pour vivre ici (1918)僕は火をおこした 青空が僕を去ったから火をおこした 友達になるために火をおこした 冬の夜に入るために火をおこした よりよく生きるために。その日が僕にくれたものを 僕は全部火にあげた、森と 茂みと 麦畑と ぶどう畑と巣とその鳥と 家とその鍵と虫と 花と 毛皮と 祭りを。僕は生きていた はじける炎の音だけを聞い