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【マチアプ】 あと一歩のところで付き合えなかったハナシ


こちらの記事の出来事から約一月後。
そろそろ疲れてきて、アプリを辞めようかと思っていた頃。
もう一人お会いする約束をした男性がいました。

なんと今度は6歳年下。このくらいの年齢の子とマッチすること自体は特に珍しくないのですが。


けど大抵、

「マッチありがとうございます!年下大丈夫ですか?」

「こちらこそありがとうございます!年齢気にしないので大丈夫ですよ!」

「それは良かったです!」

みたいなやりとりをしたところで会話終了。お互いに踏み込みにくくて、そこまで本気ではないことが多いのです。


しかし、この6歳年下くんは意外にも本気アプローチで。数日メッセージを交わした後、電話に誘われました。

メッセージでも言われたけど通話でも「めちゃくちゃマッチしたかったから嬉しいです!」と情熱的。

正直まだ半信半疑だったので、社交辞令で「嬉しいです、ありがとうございます」と伝え。

なんでも、彼は生粋の年上好きらしく、年上にしか興味がないレベルとのこと。

これまで付き合った人も大学以降は全員年上で、かなり歳の差があっても気にならないと話していました。


通話の流れでデートに誘ってもらい、会うことに。実際会った時の印象としては、かなりかっこよくて。まだ若いのに、私服もシンプルで大人っぽかったです。

そして、馴れ馴れしさはないのに、距離の縮め方が上手で、相当慣れている様子。

洋服やアクセサリーを褒めてくれたり、間髪入れずに食事を取り分けてくれたり、トイレ中に会計を済ませてくれてたり、帰り際も荷物を持ってくれたり、これは相当モテるわ… と感じました。

会ってからもアプローチが止まることはなく、別れてすぐにラインが来るし、トントン拍子で進展していったのです。


彼は若さもあると思うけど「かわいい」「横顔綺麗」、「目が好き」と容姿を誉めてくれて、歯が浮くようなセリフも恥ずかしがらずに言えてしまうタイプでした。

わたしとは対照的で、むしろこちらが恥ずかしくなるくらい。。聞いてみればまだ若いのに元カノは6人いて、中高大でそれぞれ2人。(多いな)

それでも、家族や将来の話を真面目にしてくれたり、ボディタッチは一切なかったり、アプリを辞めてくれたり、誠実だと感じる点も多くあって。

ラインの名前も本名で、検索すると所属している会社もちゃんと出てきました。恋に落ちにくいわたしであっても、かなり印象は良かったです。よく笑い、笑わせてくれる、友達みたいな関係。

一緒にいると楽しくて、かといって弟みたいな感じでもない。年上好きの男性というと、単純に甘えたいタイプと、同世代よりもしっかりしてるタイプに分かれるのかもしれない。

けど彼は後者で、3歳差くらいにしか感じませんでした。実際、長男で部活のキャプテンの経験もあるようで。


そうして迎えた3回目のデート。実はこれまで内容は全て夜ご飯。一日デートはゼロだったので、奥手なわたしはまだ告白されないと思っていた。

しかし彼はその予想を裏切り、夜の公園で「好きです」と言ってくれた。気持ちは嬉しかったし、だいぶ緊張している様子も伝わってきた。

ただ、「ありがとう、嬉しい。わたしのどこが?」と聞くと明確な理由がすぐに出てこず。少し考えて、「笑ってくれるから」とか「目が好きだから」みたいなとってつけたような答えしか返ってこず。

こういった質問をめんどくさいと感じる人もいるかもしれないけど、わたしが逆の立場なら好きな理由をちゃんと言葉にできるし、ちゃんと理由を聞きたい派。


しかもここで、なぜか急にキスを迫られ (!) 付き合ってない人としたくないし、まだそこまで気持ちが高まっていなかったので、避けてしまいました。けれども彼は動じることなく、そのままフランクに会話を続けます。

以前アプリで付き合って光の速さで別れた経験があるからこそ、より慎重になっていたところもあるけど、「これまで一緒にいてとても楽しくて印象も良くて。ただまだ夜デートしかしてないからもっと◯◯くんのこと知りたいな」と伝えました。

好きという気持ちを確信しないで付き合うのは、相手にも失礼だし、後々自分も苦しくなってしまうからです。

その場では彼はわたしの気持ちを承諾してくれ、「じゃあハグ」みたいな感じで手をこちらに広げてきました。ハグならいいかと思い、軽く抱きしめられ、ひたすら頭を撫でられた後、なんとまた唇を奪われそうになった。(!) ので避けました。

ここで、「待ってほしいと伝えたばかりなのになぜ?」という気持ちと、「若い男の子が夜の公園来たらそうなるか…」という気持ちの葛藤が始まります。


次は昼デートしようという話で、ここは穏便に終わった。しかし、その肝心なデートをインフルを理由にキャンセルされてしまうことに。

最初は「絶対行きたいから週末までには治したいけど、万一無理だったらごめん」と行く気を示してくれていたものの、前日に「やっぱり厳しそうだから別日にしてもいいかな?」と。

誠実な対応だったし、嘘とは思えなかったので「無理しないで大丈夫だよ!ゆっくり休んでね」と返信。「本当にごめんね。ゆっくり休みます」とだけ返ってきました。

とはいえ、楽しみにしていた分、結構ショックで。また欲を言えば次の日程の提示か、落ち着いたらすぐ連絡するなどの言葉が欲しかった。たとえ体調的に余裕がないにしても。


なんとなくモヤモヤして、数日後に「体調どうかな?電話で話せたら嬉しい」と自分から電話に誘い、一時間ほど話しました。電話でもまた謝ってくれて、あとはほぼ普段通り楽しく雑談しました。ただお互いのスケジュールが合わなかったりで、この時すでに告白から3週間が経過していたのです。

もう会う気ないのかな?とも思い始めていたわたしは、「まだ気持ち変わってない?」と聞くと、「会いたいとは思うけど…」と曖昧な返答が。個人的に、相当好きじゃないと告白なんてしない人間なので、ものの数週間で気持ちが冷めてるのか?と感じてしまいました。

ただ彼はスキンシップは多くしたいと言っていて、それに応えられるか不安な部分もあり。そんな空気でも、「今度いつ会える?」と向こうから聞いてくれたので、ほっとした自分がいました。つづく。



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