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︎【東京発着】三重県ヴィソンに往復夜行バスで行ってみた(前編)


まだ暖かい秋の三連休。今回は念願だったあの場所に行ってきました。

それは… 2021年にオープンした三重県多気町の商業リゾート施設、ヴィソン(VISON)です。近年、インスタグラムを始めとするSNS上でもかなり話題となっていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


往復夜行バスにした理由

三重県といえば数年前に伊勢神宮や地中海村は訪問していたのですが、多気町ははじめて。

アクセスとしては、車か、名古屋からバスで来られる方がほとんどのようで。

しかし、調べてみるとヴィソン直通の高速バスや夜行バスの情報が出てくるではありませんか。

実は今年に入って何度か夜行バスを利用している私。宿泊なしなら荷物もコストも減るし、そちらの方が名古屋で1〜2泊するよりも結果的に楽なのではないかと考えました。


ヴィソン内にはホテルもあるのですが、お値段もお安くないのと、すでに日が迫っていたこともあり満室。多気町周辺のホテルも考えましたが、リーズナブルなところで探すと、近くて車で15分ほどかかるお宿しか見つからず。(私が検索した時点では)

一方、夜行バスはまだまだ席に余裕があり、東京駅と羽田空港の2拠点から出ている模様。あおぞらライナーというバス会社が運営しており、すべて3列シートトイレ付きで片道8000〜9000円ほど。往復でも2万円以内に収まります。


夜行バス往復は一度だけ経験がありますが、もうそれも5年以上前の話。アラサーになった今、少し勇気はいりましたが挑戦してみることに。

そんなわけで、ヴィソンまで直通のバスがあることすら知らなかった東京都民の私が、夜行バス往復で行った三重県多気町までの旅をレポしていきます。少しでもお役に立てたら嬉しいです。


出発地は東京駅

まず率直な感想から言えば、本当にあっという間でした。三重県まで行った実感がわからないくらいに。

普段は新宿バスタ発の夜行バスを探すのですが、今回は東京駅もしくは羽田空港発の便しかなく。(時刻表には新宿も記載があるのですが、検索に引っかからず…) 東京駅八重洲口鍛冶場駐車場から出発しました。

ここから夜行バスに乗るのは初めてな上、駅から少し歩くとのことで、時間に余裕を持って到着しました。八重洲南口を出て右方向にひたすら7〜8分歩くだけなので、スムーズに辿り着けました。

しかし、新宿バスタと比較するとスペースが狭く、外で待っている方も大勢いて。トイレも一ヶ所のみで、金曜夜などはかなり混雑すると思います。待合室で運良く座ることができましたが、密度は高く肩身が狭かったです。


利用したバス会社

あおぞらライナー(青木バス)という会社は今回初めて利用したのですが、新しいバスでとても綺麗でした! 座席後方にトイレがひとつ付いているのですが、こちらも清潔でした。

唯一の難点と言えば、左右片側の通路が標準的な3列夜行バスよりも狭めなこと。なので乗車降車の際、誰かにカーテンを無意識に開けられてしまうことも… (狭すぎて通るだけで引っかかって開いてしまう)

シートはもちろんリクライニング式で、充電ケーブル付き。(コンセント式ではなく、USB式のみ対応) 足置き場もあって申し分なかったです。


ブランケットの貸し出しは休止していましたが、使い捨てスリッパと消毒液は車内前方にセルフ式で置かれていました。

そんなピカピカのあおぞらライナー。車体もきれいな青色で、SAなどでの休憩所でも比較的見つけやすかったです。

かわいいデザイン

行き帰り総じて、運転手さん添乗員さんが丁寧な対応でとても印象が良かったです。


朝9時にヴィソン到着

そんな感じでバスで揺られること約10時間。定刻通りにヴィソンに到着! 基本的に時刻表は一定なようで、22:40 東京駅発 → 9:05ヴィソン着になります。

まさかの仙台行きもあった

9時代はまだ人もまばら。9時半〜10時頃から名古屋その他周辺地域からのバスが続々と到着し始めます。10時〜午後に向けてどんどん人が増えていったので、9時に到着できるのも夜行バスの魅力。

バスターミナル周辺

バスターミナルの真ん前にトイレ、待合室、猿田彦珈琲もあるのでこの上なく便利。待合室は少し狭めではありますが綺麗で、誰もいませんでした。

雨の日でも安心

ヴィソン内のお店の営業時間は幅広いのですが、猿田彦珈琲は朝8時〜オープンなので重宝しました。和ヴィソンエリアにある、happa stand というカフェも8時からです。

長くなりそうなので、ヴィソンでの散策は後編に!



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