みんなと創る、芸術作品

2024.02,25

今日も今日とて「偉人・素顔の履歴書」の話を持ち出すけど
この番組を見ていると「まちあるき」よりも「偉人ゆかりの地」を巡る方がずっと魅力的なんじゃないかって思ってしまうことがある

確かに、人ひとりの人生に焦点を当てるのは楽しそうだし
やってみたいことではあるのだけれど

やると決めたのだから、まずはきちんと「土地」に焦点をあてたコンテンツを作ろう

土地は人のように意思があるわけじゃないけれど
それでも人よりずっと長い時間そこにあり続けて、たくさんの人の人生を見届けてきたのだから、私はその歴史をちゃんと学ぼう

もっと踏み込むと
誰がどんなふうにその場所を発展させたのか
どんな問題を抱えていて、どう乗り越えてきたのか
今その場所で生きている人たちは、その場所をどんなふうに活用しているのか
どんな場所にしていきたいと思っているのか
そういうことを、ちゃんと知っていこう

そしてその魅力を広く世の中に伝えていける人間になる

「土地」は、そこで生きていた人たちと生きている人たちが共に創るある種の芸術作品なんだから
利点を活かして、問題点を解決して、より良い作品として次の世代に遺していけたらいいなと思う

史料（資料）を集めて学んで、動画を撮りにいって編集して
コンテンツとして世に出すっていう行為はすごく根気がいることではあるけれど。
でも好きなことなんだから、大変なことも全部楽しむ心意気を持って挑もう

というか、さっきなんとなく思いついたまま書いた言葉だけど
「土地は人々が協力して創っていく芸術作品」って、ちょっといい響きだな

狭く言えば自分の住んでいる家
そこからどんどん広がって、町、都道府県、国、そして広く言えば、地球

創っていきたい理想の作品像は人によって違うかもしれないけれど
それでも「良い作品を創る」という思いは同じだといいな。

何はともあれ、一刻も早く下調べから脱却して一番重要な実地調査（街歩き）にいきたい！