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へたくそだけど、本音を伝える➁

今週3人と話し合いをした。

2人目は木曜に。

私が通っている自助会では12ステップというものがある。
全ての生きづらさに有効と言われている、回復のプログラムだ。

先に実践している仲間がスポンサー、
その人にプログラムを手渡してもらう(教えてもらう)人がスポンシー。

私には2年半前からスポンサーがいる。
どん底の苦しみを経験してから、プログラムを使って
生きづらさをラクにしていった人だ。
今も苦しさがないわけじゃなくて、悩みは出てくるけど、
それに立ち向かう前向きな姿勢や生き様をすごく尊敬している。

これまでずっと、自分ではどうしたらいいかわからない時、
自分の考えで暴走してしまいそうな時には、
スポンサーに相談してきた。
そして、いつも適格なアドバイスや提案をしてくれる人だった。

だけど、
3か月ほど前からスポンサーに疑問を持つようになった。
そのこと自体は大ごとではなくて、話し合えばいいものだった。
問題は、私がそのことをスポンサーに言えずに心の中に
仕舞ってしまったことだ。

それによって
「このこと相談しようかなー・・・でもなー・・・」と
心の距離が生まれていった。
疑問に思っていること、嫌だと思っていることを
正直に話していないために、
スポンサーへの不満や不信、恐れが出てきて動けなくなっていた。

①の記事でも書いたように、時間を置いたら解決するものでもなく、
むしろ心の距離はどんどんあいていって、
私は大切な相談相手を失ったという気持ちで孤独になっていった。

結局、このまま孤独であることは辛すぎると思い、スポンサーに連絡。

私は自分が納得できていなかったことや、傷ついて嫌だったことを
正直に話した。
スポンサーは
「自分の配慮が足りなかったね!
申し訳ない。ごめんね!
言ってくれて本当にありがとう!!」
と言ってくれた。
私が
「こんなことを気にするのは、自分が過敏すぎるんじゃないか。
自分の中で飲み込んで消化するべきじゃないかと思って
ずっと話せなかった」
と言うと
「たとえ100人中99人が、気にしすぎとか、こんなの気にすることないでしょ、と言ったとしても、自分が嫌だったんならそれは言った方がいい。
自分を守るために。
嫌と言わなければ、同じことは何度でも起こるから」
と話してくれた。

「こんな風に思う私がおかしいのかな」
「こんなこと言ったら気にしすぎだと思われるかもしれない」
といった考えが私のいつものパターンだ。
スポンサーに限らず誰に対してもそう考える。

でもこれからはスポンサーに言われたように、
たった1人、私だけがそのことで傷ついたとしても、
同じことが起こらないように、自分を守るために
「”私は”嫌です」
と言っていこう。

私は元々すごーくガマンするか、
爆発して攻撃的に意見を言うかの、
どちらかしかできない人間だった。

人に本音を伝えるのはすごくへたくそだ。

でも、こういう風に
「話してもいいんだ。大丈夫なんだ」
という成功体験を積むことで、
新しい生き方をしていけるんだと思う。

真剣に、そして優しく受け止めてくれた、
スポンサーには感謝の気持ちでいっぱいだ。

やっぱり私の尊敬する、カッコいい生き方の人なんだよなぁ。

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