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BiSHバイバイ。

どうも、モニカです。






2023年6月29日。
夢の舞台、東京ドームにて、

BiSH、解散。





時間が経つにつれて、寂しい気持ちがどんどん湧き上がってきます。
解散ライブから1日経って、
モモコとハシヤスメのWACK退所報告を見て、
アユニの独立報告を見て、
正直昨日以上に、解散してしまったんだという実感がわいてきました。






サークルの後輩から「BiSHすごいですよ」と勧められ、
初めて見た「stereo future」のライブ映像。
アイナの歌声に衝撃を受けました。こんなかっこいい声をしたアイドルがいるのか!と。
このライブ映像は何回見たかもう数えられないです。

最初のうちは、なかなかそれぞれの名前が覚えられなかったのですが、
調べていくうちに、この子達は普通のアイドルとは全然違うな、
と感じるようになりました。






その後WACKオーデ2020を最初から最後までニコ生で追って、
いつの間にかWACKの全グループが好きになりました。


私にとって、アイドルは私から近いようで一番遠い存在だと思っています。
同じ様な年頃の女の子たちが、お客さんの前で歌って踊り、
しっかりと自分の気持ちを喋って楽しませる。
かなり程遠い存在に見えていました。


ただ、WACKのアイドルたちは、
正直不器用な子が多い気もしています。

手探りで、

泥臭くて、

なんとか困難に抗おうとしていて、

ずっと等身大で、

そんな姿に親近感を持てたし、かっこよかったです。
一気にファンになりました。



BiSHの曲は壮大な曲もあれば、
意味不明な曲もあり、
最高にロック/パンクしている曲もあったり、
いわゆる「エモイ」気持ちにさせられたり、
『BiSH』という独自のジャンルを進んでいきました。
大学時代にBiSHの曲を聴いたことによって、
救われた部分もあるし、
色々な人との絆を結べました。



BiSHの曲を聴いている間、
私は青春することが出来ていたんだと思います。






彼女たちの歌は正直、決して上手いとは言えません。
ダンスも荒削りなところが多かったりしました。

それでも、

ありったけの、生の感情を正面からぶつけてるパフォーマンスがとてつもなくかっこよく、

羨ましく見えました。





普通は歌もダンスも完璧を目指すと思います。
私はクラシックを学んでいたので、いかに楽譜どおりに歌うかを目標としていました。
そういう完璧を目指す道から、BiSHは外れていました。
なんなら完全に正反対の道を進んでいったと思います。
下手でもがむしゃらに進んでいったBiSHは、
私にとってとても衝撃的な存在でした。


その姿で、もちろん批判もあったりしました。

テレビに出るたび、歌が下手だという意見がたくさん出てました。

それでも、昨日東京ドームに足を運んだ5万人、
その他にも、私と同じ様にそれぞれの場所から東京ドームに魂を送った清掃員、
全員の心に、その「下手」なBiSHの歌が届いていました。


改めて、

BiSHは奇跡のような存在だったんだな、

と思うようになりました。

もう語り尽くされていますが、
BiSHの魅力の一つは、メンバー全員の個性がバラバラであること。
とにかくバッラバラ。
うたプリでいう、カルナイのような感じですね。
全員の人生の歩み方があまりにも違いすぎる。
それでも、ひとつのグループとして成り立っていた。

BiSHの思いは確かにWACKのグループに引き継がれていると思います。
それはBiTE A SHOCKにも同じことが言えるはずです。

でも、

BiSHのようなグループは、
もう出てこないか、
しばらく出てこないと思います。

それぐらい、奇跡的な出来事だったかと思います。





とまぁこんなに語っていますが、

実は私、






結局1度もBiSHのライブに足を運べませんでした。
後輩から誘いは受けていたのですが、
仕事がとにかく忙しかったり、
なにより自分の心に余裕がなかったりと、
どうしても行く機会が作れませんでした。

あんなにWACK代表の渡辺さんが「後悔しないように」と念を押して言っていたのに、
これだけはめちゃくちゃ後悔しています。


当時は、現場に足を運ぶほど
BiSHが好きとは思えませんでした。
好きっちゃ好きだけど、それより鈴村さんのイベントに行こう。
って思ってました。
でも、解散した今、
心に穴が空いた気分です。一推しグループってわけでもなかったはずなのに。

「失ってから気づく大切さ」って超々ベタな展開なのに、
今一番、身に染みてこの言葉が響いています。

コロナの規制が少しひと段落したところでもありますし、
行けそうな、気になるライブがあったら、
出来る限り足を運ぼうと思います。

「行動力は神」ですからね。





もうBiSHのいない世の中に突入しています。
BiSHは今をときめくグループではなくなり、
「歴史」となってしまいました。



それでも、

死んだわけじゃないし、

曲もずっと聴けるし、

清掃員の思いが消えることはないと思っています。






これからも、
元 BiSHのみなさんを応援しつづけます。
BiSHの曲は、
これからも私の人生の指針となってくれるのを信じます。






本当にお疲れ様でした。
大好きでした。



最後に、
今の私の気持ちを一番表してくれている曲を貼ります。



BiSH、

ありがとう!

何十年だって忘れないよ。



ばいばい。





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