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収入の範囲で暮らす

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけにその年の12月からブログを始めて、それからブログ更新してきました。しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎回ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:収入の範囲 】

「収入の範囲で生きる」というワードを、弁護士は、けっこう頻繁に使います。

使う場面は、破産の依頼を受けた時です。「破産」とは、財産を全部お金に変えて、お金を貸してくれている人たちに返済することです。

破産すると、完済に足りなくても、とりあえず、破産した時点の財産をお金に変えて配ることになります。そして、最終的に「免責」という決定が出ると、完済に足りない分の借金はチャラになります。

じゃあ、借金しても破産すればいいじゃん、ということでもなくて、いちど破産すると、破産から5年間は、まともな業者はお金を貸してくれなくなります。お金を借りようと思ったら、あやしいヤミ金に手を出さなきゃいけなくなります。

住宅ローンも組めなくなるので、マイホームは持てなくなります。

クレジットカードも、5年間は作れなくなるので、キャッシュレス決済が不便になるかもしれません。あと、クレジットカードのポイントも貯まらなくなります。

とはいえ、預金口座が封鎖されるわけでもありませんし、携帯電話を持つこともできますし、賃貸物件に住むこともできますから、さほど生活に困ることはありません。

話がそれましたが、「収入の範囲で暮らす」という話に戻ります。

「収入の範囲で暮らす」というのは、とても単純な話です。今月の収入が20万円なら、生活費を20万円以内に収めるということです。

本当に、それだけです。

というか、それができなきゃ、暮らしていけません。20万円の収入しかないのに、25万円も使っていたら、5万円を何らかの方法で補填しなければいけません。

多くの人が、借金で穴埋めして、まさに「破産」への道を進んでいってしまいます。

「収入の範囲で暮らす」ができなきゃ暮らしていけないのですが、それだけでなく、「これができてたら、ある程度幸せに生活できる」ということでもあります。

「収入の範囲で暮らす」ができるかどうかで、生活が「破産」へ進むか、「幸せ」へ進むか、大きく分かれることになります。

僕は、Excelで家計簿をつけて、毎月の収支と、1円単位で、預金残高がどれくらい増減したのかを記録しています。

もう、僕の性分ですね。計算が合わないのがあまりにも気持ち悪いので、足し算と引き算をExcelに丸投げしています。

まあ、ここまで細かく家計簿をつけるかどうか(家計簿をExcelで記録するかどうか)は人それぞれでいいと思いますが、毎月の収支と、毎月預金残高がどれくらい増減したのかは把握しておかないと、「収入の範囲で暮らす」ができているかどうか、わかりません。

毎月、月末の預金残高を比べれば、預金残高の増減は把握できますが、収入と支出を記録しておかないと、自分が収入の範囲で暮らせているかどうか、判断しようがありません。

毎月、月末の預金残高を見ていれば、毎月どれくらい預金が増えているか、減っているのかを知ることはできますが、じゃあ、減っている場合に、何をどうすれば預金残高が減らないようにできるかを知るためには、支出を把握しなきゃいけません。

預金残高がだんだんと減っている場合は、収入の範囲で暮らせていないことを示していて、このままでは「破産」に向かうことになります。

とはいえ、支出を把握しておかないと、どの支出をどれくらい減らせるのか知ることができません。

預金残高が増えているか減っているかを確認しながら、減っているのなら、どの支出を減らせるのか、支出の費目を確認しながら検討する。

預金残高が増えている場合でも、削れる支出があるかどうか、支出費目を見ながら検討する。

そうやって、「収入の範囲で暮らす」を実現していくんだと思います。

「収入の範囲で暮らす」は、ただぼーっとしていても、実現できません。お金なんて、あればあるだけ使えちゃうので、自分で「収入」と「支出」を記録しないと、「収入の範囲で暮らす」なんてムリです。

「収入の範囲で暮らす」って、実は、難しいです。でも、収入の範囲で暮らさないと「破産」してしまいますし、そして、収入の範囲で暮らせると、だいたい大丈夫です。

自分なりの方法で家計簿をつけて、「収入の範囲で暮らす」のをオススメします。

それではまた次回!・・・↓

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