見出し画像

休んだほうが、仕事量は増える

【 自己紹介 】

プロフィールページはこちら
このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけにその年の12月からブログを始めて、それからブログ更新してきました。しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎回ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

【 今日のトピック:働くために休む 】

今日は、日曜日で、仕事は休みでした。

毎週通っている、行きつけの整体に午前中に行って、午後は1時間くらい昼寝していました。

こんなおじさんの休日なんて、誰も知りたくないでしょうが、こういった「おじさんの休日」が、毎日働く「おじさん」にとって、必要不可欠なことは強調しておきたいです。

「働いていると、土日しかプライベートがない」なんて言う人もいらっしゃるでしょうが、僕から言わせると、土日もプライベートではありません。

仕事で疲れた身体を休ませなければならないので、結局、土日も仕事のために費やさなければなりません。

庶民なんて、そんなもんです。

平日に働いて、土日もたくさん遊べるだけの体力があればいいんですが、僕はそうじゃありません。平日に仕事するために、土日にゆっくり身体を休ませなければならないのです。

そうしないと、疲労回復が追いつかなくなって、いつか必ず限界が来てしまいます。

(僕は、「うつ病」という形で、限界を超えてしまいました。)

まあ、日本には「労働基準法」という法律があって、労働時間の上限が法的に定められているので、休む時間はきちんと確保されています(そのはずです)。

しかも、今の時代では、長時間労働によって従業員が病気したり、はたまた、自殺してしまったりすると、会社のイメージが非常に悪くなってしまいます。

働き盛りの人口が減って、どこも人手不足なのに、長時間労働によって従業員が痛めつけられているような職場は、誰にも選ばれず、淘汰されちゃいます。

このように、長時間労働を従業員に強いるのは、完全に間違っているのですが、とはいえ、じゃあ、従業員が、休日に身体を休めなくていいかというと、そうではありません。

結局、労働基準法によって守られている「プライベートな時間」のうち、大部分は、「仕事のために休む時間」なのです。

「プライベートな時間」から、「仕事のために休む時間」を引いた残りが、「自分の時間」です。

働いて生活費を稼がなければならない庶民は、このように、「仕事に従事する時間」だけでなく、「仕事のために休む時間」も、消費させられてしまいます。

これがイヤなら、生活保護を受給するしかありません。生活保護費は、本当に最低限の生活費しか保障されないので、生活レベルは、文字通り「最低限」になります。

生活保護費による「最低限」の生活がイヤなら、庶民は、働くしかありません。資産がない親から生まれた庶民は、最低限の生活よりも豊かな生活を営みたいのなら、働いて、最低限の生活費以上のお金を、自分で稼ぐしかありません。

悲しい現実です・・・。

その結果、仕事に従事する時間だけでなく、仕事の疲労を回復する時間も消費させられるのです。

こう考えてくると、仕事の時間を充実させなきゃいけない感じがしてきます。

庶民は、人生の時間の大半を、仕事に消費しなきゃいけないわけですから、そうなると、「人生の時間の大半」である仕事を充実させないと、「豊かな人生」なんて送れません。

「仕事はお金を稼ぐ手段」なんて思って、苦痛な仕事に耐えていると、どんどん「豊かな人生」が遠のいていきます。

「仕事とプライベートの両立」なんて、ちゃんちゃらおかしいと僕は思います。「仕事」自体に豊かさを感じないと、豊かでない時間が、どんどん消費されていって、最後、「人生、何も楽しくなかった」という、どうしようもない思いに駆られるおじいさんまたはおばあさんが完成されます。

なるべく若いうちに、「人生の大半を過ごす仕事を充実させなきゃいけないな」と思ったほうがいいでしょう。

親が金持ちなら、こんな思いはしなくていいのかもしれませんが(僕は、親が金持ちでも、結局、仕事で人生を豊かにしなきゃいけないと思うので、親が金持ちかどうかはあまり関係ないと思います。親が金持ちでも、仕事で人生を豊かにしなきゃいけないと思う理由は、またどこかで書きます)、庶民に生まれたことを恨むしかないのでしょう。

といっても、現代日本に生まれたことは、とてつもない幸運なので、恨むのに時間を費やすよりも、目の前の仕事で豊かさを味わう方法を実践していくべきだとは思います。

それではまた次回!・・・↓

*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*:;;;:*

前回のブログはこちら↓

僕に興味を持っていただいた方はこちらからいろいろとご覧ください。

━━━━━━━━━━━━

※内容に共感いただけたら、記事のシェアをお願いします。※このブログの内容は、僕の所属する企業や団体とは一切関係ありません。あくまで僕個人の意見です。

サポートしてくださると,めちゃくちゃ嬉しいです!いただいたサポートは,書籍購入費などの活動資金に使わせていただきます!