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耳を傾ける。。。双方向性授業

ルードゥスアカデミーの授業風景

まず、

教室に入ったとたん、講師からの質問攻撃にあいます。

『今日の調子はどうよ?』

『1日楽しかった?』『給食は何だったの?』『おかわりした?』

『次回のテストはいつだっけ?』『テストで不安なことは何?』『今度の目標点数は何点にしようか!』『目標点下回ったら、先生にハーゲンダッツ献上な❣』『あーっ!低く設定すなっ!!!』

『学校の授業で解らなかったことなかった?』

『この1週間の君の人生で理不尽、不可解なことはなかったかっ?』

『は!?お母さんが理不尽?? ま、まー君の気持ちはよーくわかる!よーくわかるよ。うん!うん!。。。。。。。。。。』

『それより!彼女とはあれから話ししたの??』『彼女の反応はどーだったの?!』『そっか。。。ドンマイ大丈夫!君なら全然OKよ!次いこ、次っ!』

『じゃー今日は、何の教科から始めよっか?』『これらのうち、どの教科からする気分?』

。。。というようなやり取りが学習前の風景です。 個々の生徒の状況によって質問内容はもちろん変化しますが、質問攻めをしながら、講師も目の前の生徒の状況を把握し、生徒自身にも、自分の『今の状況』を再認識してもらい、一見勉強とはまったく無縁の質問もしますが(笑)、実は重要な戦略(!)が根底にはあり( ̄ー ̄)ニヤリ 学習を始めるに当たり、講師へのアテンションを高めています、、✌ 普通に言い換えるなら、講師のペースに巻き込みます。( ´∀` )

実はしゃべりたい子どもたち

以前の投稿でも『わからないと言えない日本の子どもたち』で、なかなか質問できないということを書きました

それは、記事にも書いたように、『わからない』という状態はネガティブな状態であるという心理になってしまっているからです。なので、『わからない』ことは、カッコ悪いことなんです。スピークアウトしにくいことなんです。

子どもたちは、実はお父さんやお母さんにもたくさん話はしたいけれど、往々にしてご両親の深い愛情が、ついつい子供の『安全圏内』という枠をつくっていて、子供のもっと大きなキャパシティに気づかないで、小さめの枠に閉じ込めちゃっているのです。だからここでも自分を否定されるし、思春期の成長期に彼らの視野も拡くなっているので親に対しての判断もするようになり、やはりスピークアウトすることを断念してしまいます。

しかし、子供たちの内に秘めたエネルギーは莫大です。色々としゃべりたいし。認められたいし。表現したがっています。

インタラクティビティをクリエイトする(双方向性授業の創造)

授業で沢山吸収してもらう前に、頭や心にためているものをまず!出してもらってから空いた隙間にまた学習した内容を入れていきます。

まず講師が質問の嵐を、生徒たちにかますことにより(このは生徒にとって強烈なインパクトを持たせなければなりません。。なので「与える」なんて言葉より「かます」です!sorry for my language...)生徒たちも質問し返す状況、心理、雰囲気が出来ていきます。

そうすると、不思議なことにそこの少人数のクラスのだれかが、いち早く感化されて質問しだします。そうなったらもう出来上がりのサイン。みんなが質問モードになっています。

とても楽しく充実した授業になります。

自ら築く「足場」

以前の投稿記事より ”クラスの中で、講師や他の生徒たちから支えとなるような知識や刺激を得ることで、自分だけでは到達できなった新しい概念や知識や技能に手がと説くようになる” と書きました。


まさに、このインタラクティビティ(双方向性)で子どもたちは自らの足場を築いていきます。

この過程は非常に重要です。子どもたちは周りから影響や刺激をうけ、そして周りにも同等に与えていることを認識し、自信をつけていきます。自分の意見や考えもきちんと持つことを練習していきます。

そして何より!驚くことなかれ!!彼らの腰痛!(最近の子どもは腰の力が弱い!!)や虚弱な胃腸!!猫背!!!などの体調不良が治ってきます。 

 ( ゚Д゚)!!!!!!! 

そこらへんの興味深い心とからだの因果関係は、また次の投稿で✋



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