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10代のうちに読んでおいて欲しい本①

おはようございます。
そしてメリークリスマス。
毎日更新27日目。
10代の頃はクリスマスに心躍らせていたのですが、
歳をとるにつれてどうでもいいイベントの一つになってしまった僕です。
来年からは、息子も成長して意味がわかってくると思うので、
また少し楽しめるのかもしれないな、と思っています。

さて今日は、タイトルの通り10代のみんなに、
今のうちに読んでおいて欲しい本を紹介する回です。
書く時間が確保できないので、数回に分けて更新します。
よろしくおねがいします。
あくまでも僕の主観ですので、ぼちぼちお付き合いください。


『君たちはどう生きるか』

主人公の少年コペル君が、「おじさん」との対話の中で心を強く、成長させていく物語です。日常にある些細な出来事、だけど当事者にとっては全てを失ってしまったような出来事などを通して、自分の頭で考え意味を見つけ出すこと。
そして勇気を持って乗り越える力を教えてくれます。
大人になってから読みましたが、知り合い全員にプレゼント会いたい本です。


『14歳からの哲学』

池田晶子さんが捉える「哲学」としての思考法は、優しくて、そばに寄り添って、ただただ頷きながら一緒に、考えてくれているような、そんな感覚を覚えます。深く深く、「なぜ?」「どうして?」を繰り返しながら、自分たちの存在そのものや、友達ってなんだろう?死ぬってどういうことなんだろう?言葉ってどこから来るんだろう?なぜ生きているんだろう?
と、思春期に誰もが抱える悩み、答えの出ない疑問に対して、一緒に考えてくれるそんな本です。


『キミが勉強する理由』

民間人初の公立中学校校長になった、藤原和博さんの本です。
リクルート出身である藤原さんの教育に対する考え方は、これまでの公務員的な考えとは真逆のスタンスで、これからの時代に本当に必要な力はなんなのか、分かりやすく教えてくれます。講演家でもある藤原さんの動画はYouTubeにも沢山あるので、ぜひ見てください。めちゃくちゃ勉強になります。


『ぼくはイエローでホワイトでちょっとブルー』

同じ時代に生きていて、同じように生活しているのにこんなにも「当たり前の日常」というものが違うんだと、日本以外の国の現実を知らなすぎることに恥ずかしくなりました。
「人種」「所得格差」「政治」「いじめ」「露骨な差別」「教育」
目の前で日常的に繰り返される沢山の問題に、向き合いながらたくましく成長していく、息子のことをつづったノンフィクションのエッセイです。
住む場所が違うだけで、同世代の子がどんなことを経験していて、どんなことに悩んでいるのかを知るいい本です。人によっては、自分とのギャップに打ちのめされると思います。


『考えてみる』

ぼくが尊敬してやまない「大久保寛司」さんの詩集です。
ビジネスの最前線で活躍し、沢山の大企業の経営者、リーダー層へ「在り方」、「考え方」「関わり方」を教え、自分自身も教わりながら、深い思考の中でそっと手を添えて「こっちだよ」と導いてくれる。そんな人です。
『聞く力』がとんでもなく高い、神様レベルの人です。
もし次に息子を授かるなら「寛司」と名付けたい。そう思わせてくれる人の言葉は、きっとみんなの力になるはずです。


今日はこの5冊でした。
哲学とか、考えることがテーマの回になりました。
次回は、こういうことを学ぶといいよ、という具体的な本の紹介にしようと思います。

では、素敵なクリスマスをお過ごしください。

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