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【ネタバレ考察】映画『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』「歴史の勉強しなきゃ!」「死体を使ってナチスを騙せ!」

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大変お恥ずかしいのですが、わたしはヨーロッパの歴史についてそれほど詳しくありません。大学受験で学んだ程度です。

ですから、本映画『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』の細部まで、読み取ることはできませんでした。

第二次世界大戦におけるイギリス、フランス、アメリカなどの連合国が人類史上最悪の人物であるヒトラーに向かって、一致団結する映画ってたくさんあります。

毎年のように製作公開されていますから、それだけ根深い感情があるのでしょう。それと戦争の悲惨さを後世に伝える必要もあるのだと思います。

本映画『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』はタイトル通り、「死体が大活躍する」映画です。

死体を“伝書鳩”にするという前代未聞の大作戦です。これって、現代でしたら、完全にアウトだと思います。

「死体遺棄になる」からです。死体に人権がなかった時代の話です。

でも、この作戦のおかげでイギリス国民の命が助かったのであれば「オッケー」となるのでしょう。

本映画『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』は全編にわたって、独特の緊迫感に包まれています。

映像も灰色っぽいところがさらに助長してきます。この緊迫感がもたらす効果は大きいと感じました。

ヨーロッパでの戦況に知りませんが、追い込まれれるような気持ちになりますから、ナチスへの憎しみも湧き上がってくるのです。

今後も「ナチス映画」は多く製作されると思います。

ですから、本映画『オペレーション・ミンスミート ナチを欺いた死体』は、いま一度歴史について「勉強しよう」と決意させてくれた映画でした。


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