【ネタバレ感想】映画『サマーフィルムにのって』「頑張っている人を応援したい」「応援できる人間でいたい」「映画は未来でも輝く！」
この映画は「とても素晴らしい」です。「応援したくなる」映画です。やっぱり映画って良いですね。オリンピックで若者の活躍を見て、涙腺が熱くなった人も多いと思います。わたしたちは「頑張る人」を見ると、心が震えて気持ちが高揚します。それはわたしたちに明日へ活力を与えてくれます。「頑張る人を応援」するということは自身のためにもなるということです。
本映画『サマーフィルムにのって』も同様です。映画に青春をかける女子高生。彼女の熱情に吸い寄せられて、仲間が集い、一本の映画を作り上げていきます。もう「胸が熱く」なるのです。もちろん、映画好きが映画を撮るというパターンではありますが、「一生懸命」な純粋な姿に対して、嫉妬と憧憬の念を抱くこと間違いなしです。
わたしたちもかつて、夢や目的を達成するためになりふり構わず、一心不乱に取り組んでいた時期がありました。それを思い出すと胸が軋みます。映画には“恋愛”も含まれています。しかしながら、それは悲恋の結末へと向かうのです。それがわかった瞬間からのエンディングへ道のりは、もう「涙腺決壊」なのです。映画『サマーフィルムにのって』は今年一番の「頑張れ！」と一番応援した作品です。是非とも鑑賞してください。
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