【憧れと嫉妬②〜嫉妬に良く効く処方箋】

前回の「憧れ」に引き続き、嫉妬のおハナシ。
誰しもが感じた事のあるであろうこの感情、下手すると悶々とした気持ちから抜け出せなくなったり、自分を責めたりして、やっぱりちょっと厄介ではある。今回は、こう言う人にこれ絶対効きますって考え方をお伝えすることにする。
今まで私も自分が望んでいる姿、引き寄せたいと思っている現実を他の人の方が先に手にしてしまって悔しい思いをすることが多くあった。特に自分が自分なりに精一杯努力しているときに限ってだ。
そんな時には決まって「何で私には来ないの?」とか「あの人ばっかり」と思い、最終的に必殺「自分責め」の沼に入る。何かを望む度必ずそれを持っている人、叶えている人がジャジャーンと目の前に現れて、悔しくて惨めな思いをすることが多すぎて、もう、何かを望んだり努力したりするのをやめようと思ったことも幾度もあった。
でも。
ある時深掘りしていて気が付いた。
嫉妬って自分にもできるのに自分だってそうなれるのにと本当は心の中で思っているからこそ感じる感情。嫉妬そのものが、自分の望む現実のバロメーターになっている。前回も書いた通り、私は歐陽菲菲 のように全身豹柄が似合うようになりたいわけではないから、憧れのままで良い=嫉妬しないという事になるわけで。
ここまできてちょっと思い出して欲しいのだが、よく言われている引き寄せの法則って潜在意識の中で「自分が欲しい」と認識したものが引き寄せられてくるというもの。
それからすると自分が欲しい現実を望んで嫉妬する現実が現れるっておかしいではないか。ここでちょっともう一度落ち着いて整理してみる。この嫉妬する相手が叶えている現実って自分の望む現実だ。ということは、もしかしてそれがすぐ近くに寄って来ていると考えた方が自然なんじゃないかと。
そもそも人が願いを叶えてるからって自分が手に出来ないわけではない。私たちの周りにあるものって、自分の波動に合ったものがあるわけで、(波動についてはまた説明)引き寄せの法則なんかは、それを上手く利用して自分の希望を叶えていくってこと。そう考えた時、自分が引き寄せたい現実を持った人が自分の周りに現れてきたって事は、自分の波動がそこに合っているってことなのだ。つまりは、そういう人を自分が引き寄せているってこと。
そう考えれば、嫉妬万歳!!!、喜ぶべき事なのだ。
さらに人の幸せって、喜べば喜ぶほどまた波動が上がる。こうして素敵な循環が生まれてくるし、
自分の気持ちも上がっていく。だから、自分の周りにそういう人が現れたら、喜ばないと勿体無いことなのである。
そしてもうひとつ私自身の経験から絶対に伝えたい大切なこと。←(ここ大事)
アダルトチルドレン抱え組は、自責の念が強いし特に感情が爆発するのが大きいので、もう、嫉妬で苦しくてそこから逃げていきたいという感覚にもなる。私も自分の中に抱えているものが悶々としすぎて、思考停止になることも多々あった。自己肯定感が低いと言うこと、自信、つまりは自分を信用することができない自分が強くあるってことはそうでない人よりもハマる沼が深い。
だから、そんな人は「同時に」自分のアダルトチルドレンちゃんと向き合ってマイナス領域からゼロ領域に戻ってくる事をして欲しい。少しでも自分を愛する分量が多くなればなるほど楽になっていくから。

#着物ジャーナリスト


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