誰も幸せにならないもの

保険の勧誘とか、
何かの押し売りって、
誰も幸せにならない気がする。

販売している人も、
本当に良いと思って販売しているのだろうか？

もちろん生活の為もあると思うけれど、
絶対に人が通るところに、お昼時に立ったり、

名前や生年月日等の個人情報を
笑顔や親しみ易さで、
晒させようとしたり。

売る側も、丁度お腹が空く時間だろうに、
ずっとヒールで立ちっぱなしで、
しんどいだろうと、思う。

誰も幸せにならないなあと思う。

社内でそういうのを許している会社に至っては、
社員を売ってるようなものだよな、
と思う。

資本主義社会で生きてて、
自分もその恩恵を受けて生きてるって
分かってるけど、

望まないものを強引に勧誘したり、
売りつけたり、

そういうことがない世の中になるといいのにな、
と思う。

本当に必要なものを、
必要なだけ作るということが出来たら、
皆ハッピーなのに。

資源だって、無駄にならないし、
人も無駄に疲れなくて済む。

わざわざいらないものを作ったり、
売ったりするために、
疲労するほど働いたり、
電気を無駄に消費したり、

なんかなあ、と思う。

温暖化も進んでるし。

ところで、誰も幸せにならないもので、
もう１つ、満員電車について書きたい。

混んでいる電車って、
人間の感覚を鈍らせると思う。

知り合い同士なら、
鞄の角が当たったり、体がぶつかったりしたら、
一言「当たっちゃってごめんなさい」
って目を見て言うと思う。

それに、知り合いなら、
極力当たらないように、
努力すると思うし。

でも、満員電車では、ほとんどの人が謝らないし、気がつかない振りをする。

スマホを見るために、
鞄を横に持って、
その鞄が隣の人に当たってるのに無視する。

鞄を前に持って、少しでも隣の人に迷惑をかけないようにしようとする人は少ない。

満員電車では、皆感覚が麻痺して、
人を人と思わなくなって、

自分が少しでも楽できるように、
自分が少しでも快適に過ごせるようにばかりを
皆考えて、他人を同じ人間として見ていないような気がする。

平気で押し退けたり、
当たってきたり、
寄っ掛かったり。

相手の気持ちを考える余地を失わせるのが、
満員電車だと思う。

満員電車は、人間を人間でなくする、
非人道的ものだと思う！

不快感極まりないし、
誰も幸せにならない。