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まんべんなく陽を当てる

ダイソーで買った300円のカポックが、
まるで意思を持ってるみたいに、
お日様の光が当たる方へ偏って伸びていく。

自然に生えている植物は、また違うかもしれないけど、お家の中で育てている植物は、まんべんなく
陽の光を当ててやらないと真っ直ぐ育たないみたいだ。

せっかく太陽の光を求めてその方向へ伸びたのに、
それを逆の方向へ向かせるのは、
ちょっと心が痛むけれど、
そうしないと真っ直ぐ育たないらしい。

もしかして、私達人間も、伸びたい方向性だけに
伸びていたら、真っ直ぐ育つことが出来ないから
人生には色々なことが起こるのだろうか。

苦手なことや、嫌なことが起こるのは、
もしかしたら人生を修正するために
起きていたりするのだろうか。

‥と、なんとなく思ってしまった。

誰かと長く関係を続けたり、
長く同じ職場にいると、

より良く見えてしまう他人の人生にも、
様々なことが起こるし、

表面上は明るく振る舞っていても、
大変な思いや葛藤、
確執や苦しみを抱えていることを知る。

自分の身に起きたことだと、
ああ辛い、何で何で、と思うけれど、

他人のことだと、
意外とそうなったことで、
プラスの面もあることに気がつく。

例えば、今まで仲が良かったのに、
急に仲違いして、
1人が別の場所へ行ったことにより、

休職していた人が、
丁度良い感じに復帰できる場所ができたり、

別の場所へ行った人も、
丁度人が欲しいと思ってる部署だったり。

そうなることで、
元の場所に元の人たちが配置されていた時には
解決出来なかった問題が解決されたり。

もちろん、マイナスな事象ではなくて、
もっとプラスの要因でそうなれれば一番良いと思うんだけど、

結構周りの人を見ていると、
マイナスな出来事→最適化
みたいな強制的な矯正が入ることがある気がする。

自分では気がついていないけれど、
きっと私もそうだろう。


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