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自分の中の闇

考えすぎだとたまに言われるけれど、

考えすぎとかではなくて、
心の奥深くから涌き上がってきた思いを
紡いでいるだけなんだ。

多分、「普通の人」は、
いちいち立ち止まったりしないんだろうなっていうところで、
たまにその矛盾に耐えられなくなって、
立ち止まってしまうことがある。

例えば、人は殺しちゃいけないって言いながら、
私達は、沢山の豚や牛や鳥や魚を殺して食べていて、

猫や犬でさえも、その生存の可否は、
人間に飼われているかどうかにかかっていて、

飼われていないというだけで、
「野良」という称号が与えられ、
殺されてしまうこととか、

澄まし顔で服を着て、靴をはいて、
毎日電車に乗り込んで、沢山の人が、自分が、
会社へ行っている、学校へ行っているってことが、

陳腐で、ヘンテコリンに感じて、
ふと、会話の途中で立ち止まってしまうとか、

「会社」とか「利益」とか「サボる」とか、
そういう「型」にハマった人間社会独特の言葉が、
時々、たまらなくキモチワルク感じてしまうこととか、

そういう自分中に埋もれている闇を。

自分の中で、色んな矛盾を消化出来なくて、
それでも、いちいち暗い気持ちになっている場合ではなくて、

生きていかなくてはならなくて。

だから、私は闇を書く。

自分の奥底に沈めている闇が、
時々、涌き上がって来たものを書く。

こうして公に晒して、干して、
ちょっとだけスッキリする。

読んでくれた人、ありがとう。

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