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無償のものはない

車でも走らせるためには、ガソリンが必要なように、自転車でも走らせるには漕ぐ必要があるように、何かをしようと思ったら、その分の対価が必要だ。

燃費や、フォルムや、大きさや、走り方等、人によって、車にも好みがあるように、人によって、心地よい人間関係の形も異なるのかもしれない。

自分が提供できるものと、相手から受けとる気軽さや熱量がどの程度が心地良いのかは、人によるのかもしれない。

自分にとっての好きなタイプの人との距離感、関わり方は、きっと、違う国へ行ったとしても同じなのかもしれない。

いつもの馴染みの人でなくても、はじめましての場所でも、このタイプの人となら一緒にいても大丈夫だな、というのが、多少なりとも誰にでもあるのではないだろうか。

もちろん、相手がフレンドリーだったり、人との距離感が上手い人というのは、多くの人から好感をもたれやすいとは思うけれど、

良い人なんだけど、このタイプの人は苦手、
この距離感はなんか心地よくない、というのもありそうだ。

それは、もらったら何かしら(金銭だけでなく、リアクションとか)返さなければ成り立たないから、自分にも負荷がかかるからかもしれない。

何にでも、対価となるエネルギーが必要で、その大きさや形が自分に合っているものを人は好むのだろう。

きっと、目に見えるものも、見えないものも。



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