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優しい言葉たち

すみれちゃんという高校2年生の女の子が書いた本を読んだ。

「かみさまは高校2年生」という本です。

すみれちゃんは、お腹の中にいる赤ちゃんの声や、かみさまや天使たちといった目に見えない存在たちとおしゃべりできる子で、そこで見聞きしたことを、優しく愛のある言葉で本にしてくれている。

すみれちゃんは、小学生頃からそういった本を出していて、私は複数冊持っている。

ネットでは、「嘘」とか疑うような声もあるようだけれど、私は誰も傷つけない、優しく分りやすい言葉で書かれた彼女の本が好きだ。

沢山励まされ、生きてゆく勇気をもらった。

だから、本の感想を記事にしてみた。

もちろん決していかがわしい本ではありませんが、スピリチュアル系の本ですので、好き嫌いはあると思います。
(実際に読んでみるのが一番良いとは思いますが、私個人の感想としては、子どもから大人まで、深い気付きがあると思います。)

まず心に残った最初の文章は、
肉体も魂も両方大切で、両方輝かせる必要がある、というところだ。(p83~)

両方輝かせるポイントは、「心地よさ」で、「なんか今嬉しいかも」「なんか今喜んでるかも」「なんか今すごく楽しいかも」といった感覚に敏感になることが大事だという。

甥っ子を見ていると、子どもはそれがとても上手な気がする。自分のそういう感覚を上手に守っている。(無理強いには全力で抵抗してくる笑)

そして命は、存在しているだけで、すごく輝いている、と言っている。p85

何かを成し遂げなくても、
呼吸していることや、何かを持つこと、触れることも、魂としては、最高のことだと。

魂は、この世に生まれるために、あり得ないほどの努力をしてきているから、お母さんのお腹に入れたことも、命になれたことも、生まれたことも、
全部がすごくて、毎日、毎秒がすごいらしい。

そして、大切なのは、優しさや、愛で、

優しさとか、想う心とか、愛とかを忘れてしまったら、今より多くの命が傷つき、世界は暗く冷たくなってしまうと。

世界も人生も簡単なものではないけれど、だからこそシンプルで大切な部分を忘れないで、と。
p92、93

それから、自分から、「失敗」を奪わないで、と。

やりたいことに出逢った時、迷う理由が「失敗しないかどうか」だったら、

「自分は失敗しないために生きているの?」

と自分に聴いてみてと。

心から納得する選択をして、と。

また、すみれちゃん曰く、かみさまがよく言っているのは、「自分で何を経験するかをちゃんと選んで」ということらしい。p111~

自分が辛くなる選択をするのか、
幸せを感じる選択をするのか、と。

働き方、人との接し方、使う言葉、行動、
その1つ1つが選択で、その選択が未来を作ると。

だから、心地よくないものは選らばないでね、と言っている。

すみれちゃんは、日本人特有の思いやりとして、他人を自分のことのように思える力を上げている。
p116

確かに、私の拙いnoteにも、沢山の方から我が身のことのように真摯に向き合ってくださったコメントをいただいたな、と思った。

最後に、すみれちゃんからの力強いメッセージを載せたい。

誰かが「ありのままでいいよ」と言ってくれるまで待たないで。

この世界が「ありのままでいいよと言ってくれるまで待たないで。」

本当に必要なのは、誰かからの「いいよ」じゃない。

自分からの「いいよ」だ。

かみさまは高校2年生  p120

とても読みやすい本ですので、
心が少し疲れてしまった人にオススメの1冊です。




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