やっぱ「スーパーヒーロータイムの感想残したいッ」と思った話



9:00の仮面ライダー
9:30のスーパー戦隊
この2作合わせた総称をスーパーヒーロータイムと呼ぶのだが。

毎年毎朝ダイスキで見ているのだが、最近悩みがあって。


感想を毎週作るモチベーションが湧かない


「 1年前の作品のこの回ココ良かったなぁ 」
とか
「 この作品のこの回どんなだっけ? 」

とか数年後実際あったので作るに越したことないなと思いながら最近過ごしてきたわけだが。

一例だと、2016~17年放送の「仮面ライダーエグゼイド」が昨年YouTubeで配信されてリアタイしていた当時の感想と照らし合わせたかったものの振り返る術がなく悲しかった。
やはり人間書かなければ少し前の出来事すら記憶は薄れていくものなのだ。

note始めたての時は2作とも感想書いていたが他に書きたい事と重複もありいつしかサボるようになっていた。

私の性格上、義務感でてくるとストレスになり続かず自然と断念してしまうことが多い。

毎週ニチアサ(ここではスーパーヒーロータイムの別称の理解でOK)の感想を深掘りしつつ自身の心境を読み手に想像しやすい形で投稿してくださる桐沢たえさんの投稿をいつも楽しみにしている。
※恐縮ですがURL貼らせていただきます汗

毎年の仮面ライダー・スーパー戦隊の感想をどの作品も自身の心境や考えを含めて毎週投稿していただく姿に感服、というより尊敬に近いものでニチアサ見終わると読むのがほぼルーティンに近くなってしまっている。

たえさんを見習い毎週投稿頑張ろうと意気込みたいけど、私の場合ほかのコンテンツも投稿踏ん張りたいタイプなのと休日アウトドアに出ることが多いので結果的にどこかしらで折れやすいのかもしれない。

ただ、やはり私もニチアサの感想を残して「この時何を思っていたか」の気持ちを再確認したい。
どうすれば続きそうか考えた結果。

「まず月イチなら頑張れそう」という結論に至った。というのが本題だ。

あくまで"自分が振り返る用"として1ヶ月分を軽く噛み砕く形なら続くかもと思えたので残してみることにしました。


仮面ライダーギーツ


◆4/2 29話


3月末にギーツがレーザーブーストにパワーアップ
過去作だとエグゼイドのマキシマムゲーマー、ジオウトリニティのようにこの時期の主役強化は話の後半へ行くための心構えみたいな盛り上がりがあって私は好きだ。
そんな盛り上がり回の次が祢音ちゃんの誕生日回

誕生日でもあり暗い日と言われていた真相はとんでもない事実だった。インフルエンサーとして多くのファンを抱える彼女が炎上超えてリアルの誹謗中傷は作品の中だとしても心が痛い。

幸い。かどうかはわからないけど、この日は朝から出かける用事があったのでリアタイではなかった。
それでもTL見るだけで暗すぎて帰宅後すぐ見る気が起きなかったほど視聴前から苦しかったことを覚えいる。録画を再生したのは翌週の真ん中以降だったはず。

精神崩壊で動揺を誘うベロバのキャラクターも凄い。というより演じる並木さんの演技力にも脱帽。

この回で1番印象高かったシーンといえば怒りのままにジャマトをボコり倒すギーツ。

私の推しは英寿で主人公が推しの作品はおそらくディケイド以来かもしれない。歴代の主役だと天道(カブト)、士(ディケイド)とどこか余裕げのあるキャラクターを推す傾向にあるらしい。

放送開始からブレることなく、というより人生何周もしているからこその精神力だろうが表情をあまり表に出さないからこそ直球にお前を許さないといった所は特に印象的だった。


◆4/9 30話


ギーツの怒りで始まった。 最終的にはジャマトを粉砕し、道長を睨むギーツのカッコ良さ!
というより表情を使うことが制限される中、視聴者にも心境が伝わるアクションや素振りを表現できるギーツのアクター中田さんが凄い。
というよりスーツアクターという職業の偉大さを知っていても毎週凄いが更新されていく。

そして祢音ちゃんを鼓舞させてくれたキューンの行動こそこの回のMVPでしょう。
自身が本当の子じゃなく創世の女神によって作られた祢音ちゃん、そして時分をデザインできる未来人キューンという違う価値観ながら同じ共通があってこそのタッグ。
今までストーカー呼ばわりされていたキューンに懺悔する視聴者の数が話のエモさを物語っている。

28話で英寿とジーンの価値観が一致した流れを体験した次に、ようやく交わった祢音×キューンの組み合わせだから感動は増大だ。

「この先失うものがない」というファンが推しに現実と向き合いつつ前を向かせる所は実際にヲタクをしている私にとっては涙を誘うしかないシーンだった。


◆4/16  31話


色のついた円に逃げ、女神の宣言した色の人が退場する「天国と地獄ゲーム」の回
この回で創世の女神、そして浮世英寿の謎が本格的に明かされる。

創世の女神は英寿の母ミツメ、人々の幸せを奪い理想の世界を作り変える力を得ていたこと。そして犠牲のうえで誕生したのが浮世英寿だと明かされる。

両親をデザグラで失くした景和が英寿に怒りをぶつけるシーンは迫真で見入ってしまう。

英寿を責めたところで何も変わらないにしろやり場のない怒りを出すのは理解できる。
仲が深まった相棒になりつつある中で亀裂が入ったのはやはり悲しい。

その後脱落した景和はどうなるのか。


◆4/23  32話


真実を知った英寿のその後の話。
28話で一度退いたジーンが帰ってきたのは衝撃でしかなかった。
鈴木福さん駆けつけてくれるのはやはり嬉しい。他の仕事立て込んだりで後半厳しいかもだが最後まで出ていただけると嬉しい。

この回は何よりアクションが魅力すぎた。
まず、ギーツVSバッファ
もはや最終回にやるタイプのやつ!壁つかってアクションする所とか堪らんね!
更には戦いよりドライバー奪う方に戦略を置く英寿に感動した。
そしてギーツVSゲイザーも先程と引けを取らぬ迫力。ゲイザー自体は登場したのは結構前だが最近でたレーザーブーストと互角に戦えるほどのチート性能だと伝わるほどの接戦。
そこを漁夫の利でかっさらう道長で物語が終わりという予想外の展開。

が1連の流れで。
やはり創世の女神、いや母を前に子供の顔に戻る英寿様で涙出そうになった。。。
再会にはなるものの返事がないのは悲しすぎる。2000年ぶりという我々には計り知れない期間母を求めた背景で考えると胸が痛い。そりゃニラムに対面強制終了されちゃぶちギレる一択だろう。

難しい役柄を自分の人生として落とし込める簡さんの素晴らしさを実感した回だった。


◆4/30 33話


まさに「仮面ライダーバッファ」の開幕のようなスタート。

英寿も景和もいない本編という異質感ながら見応えのあるこの作品の凄さ。
過去の悲劇から「仮面ライダーを倒す」という野望を持つ道長だが自身も同じことをしている自覚を持っていて、「もう後戻りはできない」という強い意志、そしてコアを破壊だけでトドメをささない道長の優しさが余すことなく表現されていた。

チラミの命令に逆らえず罪悪感を抱いたままドライバーとコアを渡すツムリのシーンは視聴者側も心が痛い。が土下座シーンや道長に手も足も出ずボコり倒されるシーンで印象回収するところもチラミらしい安心感があって結局好きとなる笑

ベンとジョンの変身シーンは仮面ライダーファンとして感動ではあるものの、変身後の姿も見たかったというのが本音である。。

そして道長から警告を受けつつベロバに強制的に記憶戻される祢音ちゃんのシーン。
悲しい過去思い出しつつキューンとの再会シーンは安心感がある。

そして登場から余裕な戦いを見せていたジーンが手も足も出ず敗退する所で初変身から時間経ったことを実感させられる。

何もできず見ているだけの現実を突きつけられるツムリだったが、、まさかな形で浮世英寿・復活からのTrust・Last流れるのはエモすぎる泣

バッファと戦うかと思いきやデザグラを潰すという違った目標を掲げエンドという既に次回が気になりすぎる終わり方。

私、思った以上にギーツの沼に頭まで浸かっておる。。最高だよギーツ涙


王様戦隊キングオージャー


3月から放送されているスーパー戦隊シリーズの最新作。

主人公ギラが自国の王であるラクレスの「民は道具」という本音を聞き、王から剣を奪いキングオージャーとなるが、それを機に反逆者となるストーリー。

逃げる過程でヤンマをはじめとした王たちと絡んでいき、国のトップのあり方を知っていく前半。

裁判でギラとラクレスが兄弟であること
ギラがシュゴット(ロボ)の言葉が理解できること
バグナラク(敵勢力)もギラを狙っている
ギラ以外の4人もギラを能力目当てで狙っている
ラクレスも知ってて敢えてギラを敵にする形で守っている可能性があったり。

など予想が解かれては増えていく快感が毎週堪らなくなる今作。

一つ一つ書くか悩んだが今回は登場人物を中心に感想を書くことにしました。


◆ギラ


自称・邪悪の王という悪役になる形で自国を救おうと試みる主人公、変化球の王道なのがいい。
悪になりきろうとするが元のいい性格もあって愛くるしい所がファンの心を鷲掴みにしていく。

後先考えず突っ走ってくスタイルに周りのキャラクター達も巻き込まれていく所がこの作品の面白さを一層際立たせてくれる。

1話でラクレス本人から「民は道具」と聞いて悪役になる決心する間の演技が最初とは思えないほどプロ級の演技力で、演じる酒井さんのこの先の活躍が既に楽しみだ。

この先ギラが国民から認められる王になるまでの展開がどんな形で見られるかこの先が楽しみで仕方がない。



◆ヤンマ


作品でよく見るタイプの不良。とは一味違う機械技術で道を開くスタイルという新鮮なジャンルでのカッコ良さで私の推し!(正確にはもう1人のキャラとどっちかで悩み中)

王というより総長として国民と呼ぶよりは寧ろ仲間という関係性なのがこれまたアツイ!!!

もうウン、失礼ンコソパに住民票移したい!

たえさんの過去投稿で「スカポンタヌキ」でぶち上がるイベントに行きたいみたいな事書かれてて
マジ!それ!!と首ちぎれる程頷いた記憶あるほど共感!!!

英雄祭とかファイナルステージ等で「もっと出せんだろスカポンタヌキ共!」とか言われたい(脳溶ける音)

ヤンマ総長のタコメンチになりたい。

ほぼ自分の推し語りで埋めつくしてしまった。

後先考えないギラの兄貴の役割したり、ラクレスに何だかんだ1番反抗してたり、ギラを逃がすくらい兄貴分、でもギラを狙ってたりと全体の5分の1しか話進んでない現状で愛くるしいポジションなのが反則だ泣



◆ヒメノ


リタ様が放送前から変化球なキャラ設定というインパクトもあって申し訳なさ承知でどんな背景の人物なのかノーマークでした。それを踏まえた上で見た3話の感動といえば(既に泣きそう)

第一印象はワガママ、だけど慕われる理由は深そうだった。まさにその通りで、衣装はエレガントなものの民の為なら自身が盾になる姿はまさに王様で脱帽だった。

からのオーッホッホと連射するシーンのギャップがとんでもなく好き(笑)
もしかしたらドンブラザーズと一番混ぜてはいけない作品ゼンカイよりこっちなんじゃと既によぎってしまう(小声)

誰も死なせないという王に相応しくカッコイイと感動だったものの、両親が何者かによって命を奪われた過去を公開されてからその意味合いが変わるのが、何ともね、泣くわ、、

その話のヤンマと絡むシーンで、親の顔を知らないヤンマ視点があったり、国同士いざとなれば協力する所がキングオージャーという作品の関係性を物語っていてそこにも感動させられる。

〆っぽく書く流れやけど3人まだ残ってるんだった危ない危ない汗

あと個人的に「イシャバーナの王」としてはドレス、「医者」としては専用着に着替えて肩書きを変える姿勢が堪らなくダイスキ。



◆カグラギ


表裏あり敵にも味方にもなる。話を1番盛り上げるタイプの掻き回しポジション。
私がめちゃくちゃ好きなタイプのキャラクターでもある。

敵味方関係なく自身に得のある外交が上手いという位置づけが彼の存在感を更に際立たせてくれる。

ホントの素性はわからないものの自国の大地を何より大事にする姿は偽りなく「トウフ」の王様。

国のためなら汚れ役になるリーダーって時点で最高に推しなんだが泣


ヤンマ総長のところで書いた推しもう1人で悩む対象がカグラギ殿でンコソパかトウフどちらに住民票移すか超悩む。
ンコソパに移住してトウフにふるさと納税はありでしょうかねぇ(小声)
返礼品トウフの野菜で自炊とか健康に年取れる気しか起きんよ(さっき飯食ったけど再び腹減る音)

話逸れてしまった。
5人の中で特にラクレスと近いポジションもあってこの先のキーパーソンとしてどう乱していくのか楽しみだし、ギラ達と真の意味で心を通わせていく形がどう実現していくのか楽しみでしょうがない!



◆リタ

放送前からファンアートぶっちぎり多く見かける程人気のリタ様。

ゴッカンというその名の通り雪国の王に相応しく冷たいイメージなのが最高にカッケェ!
顔が衣装と髪で隠れる所が厨二感あって興味そそるが更にオッドアイという"全身ゴッカンに浸かるしかねぇ!" ってくらいスタートから好きになってしまった(チョロい)

判決くだすポジションもあり恨まれ役なのもあってか5人の中で一見すると触れにくいという印象あってのギャップが味を更に際立たせてくれる。


モッフンに癒してもらいつつ(肯定だけじゃない所に公平さあって好き)自身を鼓舞し「リタ頑張る」と聞き込みに廻るシーンは何周でも飽きない(笑)
演じられてる平川さんが前作ドンブラザーズを参考にしたのもあって不動のイメージを払拭する叫びに力が入っててめっさ見応えがある。

リサーチや聞き込みが多い職業柄とてつもなく大変なポジションではあるものの一切妥協なく、たとえ王でも公正なジャッジを下す姿勢は素晴らしい。こんなん好きにならん方が無理(全員そう)

ただ日頃からストレス溜まってそうだからモルフォーニャと一緒に休息取ってリフレッシュしてほしい気持ちもある(何の心配)

話が進むにつれ周りと打ち解けつつあるので先のリタ様にも目が離せない。


◆ラクレス


最後はやはり現時点この作品の中心と言ってもいいお方。
「民は道具」という独裁者に多い典型タイプでまさに宿敵に相応しいポジションだ。

ギラが弟という事実を伏せていたり。処刑しようとしたり、国統一のためシュゴットを支柱に納めようとしたりなど一見すると悪役にも見える。

ただ、ギラの急所をわざと外すような攻撃や、最近YouTubeで配信された短編ではリタに裁いてもらうよう願うなど敵には見えない面も数多く見せるので実はギラを倒した扱いで第2の人生として素性を隠させる可能性も充分有り得る。

ギラのシュゴットと心を通わせる能力への嫉妬か、もしくはそれを悪用されぬよう倒したと見せかけるためか。
本当に読めぬお方だ。

ギラ視点で見れば憎まれる存在ながらどこか憎めない、むしろ考えるほど深みにハマっていくような不思議な立ち位置でおもしろい。

一見冷静に見えてリタにビンタされた後も静かに怒りを見せるシーンが出たりと、演じられてる矢野さんの演技レベルの高さが作品の味を更に立たせてくれていて凄まじい!

調べると、ところどころ知っている作品に出ていたしベテランは伊達じゃなかった。

彼の役でキングオージャーのキャスト皆さんにどれほどの刺激と成長を促していただけるか進行形で楽しみだ。



他にもバグナラクやシュゴッタムの民など書きたいところだがぶっ続けで疲れたのでこの辺で以上にしておく。

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