大邱の夜、ソウルの夜

図書館でふと手に取った本。
「大邱の夜、ソウルの夜」
留学先で知り合った子が大邱出身だったからという理由だけで借りてきた。
読みはじめて、あら女が女と喧嘩する悲しい話、と思った。
読後はただ辛いかもな、と。
今読み終わって感じるのは2人の女が
どちらも辛い夜を過ごしていて、
そしてその夜の空気が私のすぐ隣にある、シンと静まり返って動かないような
苛立ちを隠しきれないような夜の時間を感じてしまう、ということ。
そして先述した大邱出身の友達に思わず感想を送ろうとした。
そしたらなんとその子のインスタのアカウントが消滅していた・・・
唯一の連絡手段だったのに・・・

なんだこの寂しすぎる展開は。
読み終えて圧倒されている時間に、
こんなことって・・・

この虚無感を抱えきれず思わず、文章にしました。

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