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保育園不足は解消されたのか

専業主婦にもバリバリのワーキングマザーにも向いていない私ですが、子どもが小さい頃は保育園に預けて仕事をしていました。
子どもを預けられて、楽でいいなという意見があるのはごもっとも。私も育休時代は、早く復職して預けたいと思っていました。しかし、いざ復職したら、両立の難しさにノックアウトされてしまったクチなのです。

職場は人手不足で時短NG、毎日の忙しさも限界ギリギリですが、子どもが病気になると限界突破という感じで、休みのやりくりもさることながら、自分もうつってダウン、でもこれ以上休めない…を繰り返し追い詰められ退職。転職先でも繰り返し、ようやく落ち着いたのは「子どもが3歳を超えて熱を出す頻度が下がった」「週5だけれどフルタイムじゃない仕事」が揃ったときでした。

我が子より4歳ほど年下の子を持つ友人が、週2の勤務で1歳の子を認可保育園に入れると聞いて驚きました。ハッキリ言えば嫉妬もしてしまった。私の頃は1〜2歳クラスはフルタイムだって入れるかどうかで、パートになろうものなら退園ですねと市役所に言われてしまい、週4にすることもできませんでした。でも本当は、それくらいでやっと余裕のある子育てができる気がするのです。もちろん、パートならではの苦労もわかる。「フルタイムで働いていますから」と、何かを断ることができないから抱え込むのです。でも私は、あの頃「仕事していない時間」「何かあれば子を預けられる先」の両方があれば、もう少し健康に暮らせたのではと思ってしまう。

保育園不足が解消されてきたのなら、子を預けたい人はなるべく預けられるシステムにしてほしい。個人的には、「子の預け先のない専業主婦」「フルタイム兼業主婦」どちらもハード過ぎるので、何とか救われてほしいと思っています。

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