虹猫喫茶店　坂井希久子　祥伝社

本の表紙から猫さんがこっちをみておる
猫好きな方って多いですけど
犬好きな方ももちろん多い
特に私はそうでもない

もちろん坂井さん作品なので借りてみた
もちろん読後は、にんまりと出来る作品
もちろん作中も
それってまた読もうって思う

あらすじ
医学部志望が獣医学部に入学した男子大学生
アルバイト先が喫茶　虹猫
猫を世話するだけの簡単なお仕事というが
そこの店主サヨリさんは、人間より猫が大事

そこから近くの猫屋敷で猫の世話をする
そこが多頭飼育で、ぼけたふりのおばあさん家
そこに痛みを感じない体のヒカル君
地域猫活動家、サヨリさんを露骨に口説く獣医さん
同じ大学のかわいい桜子ちゃんとの関わりなど

猫から、
なじめない大学生活、親子の愛情の屈折
保護猫活動の問題、ボランティアでするのは正解か
猫の不妊手術への受け取り方
色々な要素が絡んでいるお話

日々いろんなことが複雑に起こるのが
私たちの日常だもの
それを表してくれている本

（（私は、猫の被害を受けていた方で
お隣さん、猫屋敷なり
一時、本当に増えすぎていって
もちろん野良猫に餌をやっていっていたから
父とその時の自治会の役員さんと共に
説得へ。あまり詳しくは覚えていないけど
避妊手術をしてくれる所を紹介するから
何時何時までに、終了させてっとかな…
そんなこともあったな
父もお隣さんのおじさんも
まだ元気で大声で言いあえていたからな））