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豆腐小僧双六道中おやすみ 京極夏彦 角川書店

私にとっての京極夏彦作品って
それこそ,
姑獲鳥の夏とかのシリーズ

大学時代の友人が好きで
その影響で読み進めたことがあるけど

もう読んでいて貧血でくらくらしそうな
流血的な話の生々しさ
すごい文章力だー
でも私にはなかなか無理だー

けど!!
そのイメージが強かった私ですが
表紙がかわいい
なんだかほんわか系かな

確かにほんわか系でした
けれど京極夏彦っぽい
(あくまで私のイメージ)
説明が長い…もうちょっと
コンパクトにできそうって思ってしまう
(あくまで私のイメージ)
時間経過ではなく、長いお話です

おばけとは概念である
いないという形でいる

その方針がこちらのお話
確かに豆腐小僧から豆腐がなくなると?
化け物に主体性はない

そう考えると
お墓にお参りとかほんま概念
とか思う

概念が薄れていっていると思うけど
私は概念が大好きだっと改めて思う

河童にもいろいろ地方によって
異なる容姿や呼び名

そして豆腐小僧は
江戸時代後期以降の物語から普及
おっとそうであった
概念たちも出自が違っていたわ
そしてお父さんは見越し入道様だったのだったわ


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