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赤字が入るのは決まってここ。プロフィール文の落とし穴とは? 3秒でフォロー添削セミナー実施レポート2回目

6月第2回目のセミナーは「キャッチコピーとは?」をまずおさらい。
その上で、あらかじめ募集しておいた添削希望プロフィールを7例お見せしながら、実際の添削を見ていただきました。

キャッチコピーにあるふたつの役割とは?

まずキャッチコピーとはなんでしょうか?
商品、サービスの昨日や特徴、価値を表すことばです。
CMで連呼されていたり、広告には必ず添えられていますよね。
これはこういう商品です、こういう時にあなたのお役に立てる商品です、こんな効果があります…といったような。

でも、ただイメージを著したものだけではありません。
ふたつの役割があるんです。

それが、「あ、いいな!」と思ってもらえるイメージコピーと、「あ、ほしい!」と心が動くセールスコピーのふたつです。

これがしっかり表現できているか否かで売れるかどうかに大きな影響を与えます。

プロフィールにキャッチコピーがなぜ必要か?

でも、今日はプロフィールの添削があると思ったのになぜキャッチコピー? と思った方も多数でしょう。

それはね、「つかみ」として必要なんです!
とお話ししました。

プロフィールって、あなたの経歴や実績、思いや未来ミッションを表す文章になるんですが、人はいきなり長い文章は読んでくれません。
とはいえ、プロフィール文章って、SNSならば150〜160字の短いもの。

でもね、こんなに短いものでも、ちゃんと読んで、クリックしてくれるかどうか未知数。
むしろ読み飛ばされる可能性のほうが高い。
だ・か・ら。

お笑いで言うところの「つかみ」が必要。
それが「肩書+キャッチフレーズ」または「キャッチフレーズ+肩書」を名前の前に添えるんですね。
お?と思ってもらう必要があります。
印象づけるんです。

また、あなたのビジネスをより詳しく説明してくれる役割も果たすのです。
オリジナルな肩書を作っている人はとくに、もう一言の説明があるかないかで、興味を持ってもらえるかどうかに差が出てくるもの。

積極的にキャッチコピーを利用しましょう。

プロフィール添削はリアタイで魅せて!

では、お待ちかねのプロフィール添削です。

セミナーでのプロフィール添削は、7人の方のプロフィールを実際にお見せしながら、添削&言い換えの提案などをお話ししていきました。
ただ、セミナーでお話ししたこと、質問にこたえて話してくださったことは、個人情報的に微妙なラインの内容だったので、詳細をこちらに転記するのは控えなければなりません。
概要だけ記載しますね。

カタカナだらけ、漢字だらけ、ひらがなだらけは読みにくい?

1人目:
海外在住の方。全体にカタカナで記載された内容が多く、とても読みにくく感じることをお伝えしました。
また、外国語をカタカナでそのまま表記したのでは、意味も通りにくいのは事実。それでいて、海外在住であることがこのお仕事に関係しているのかどうかが判然しないのが残念でした。
海外在住というだけで、すでにアドバンテージがあるのですから、お仕事と現在の暮らしがリンクするような表現にすると、もっと興味を持ってもらえると思います、とお伝えしました。

実績十分、なのに惜しいっ!

2人目:
料理研究家の方で、すでに4冊も著書をお持ち。
それだけに実績のどこを強調すべきなのか、が問題点。
つまり、「誰に読んでもらいたいプロフィールなのか」を考えると、過去の経歴や実績のうち、届けたい相手が興味を持つであろうことをピックアップして強調する言葉を考える、私と一緒に仕事したらこんなにいいことがあるよ、役立つよ、こんな成果を期待していいよ…というメリットをぜひ書き込んでください、とお話ししました。
企業とのお仕事のためにはポートフォリオが必要、とも。
実績と経歴、未来への使命に踏み込んだ分析とことばの抽出が必要そうです。

人の心に寄り添うセラピストとして強調したいことは?

3人目:
セラピー/コーチ業の方。以前に、私のコンサルを受けてくださっている方。
彼女の情報がよくわかっていましたので、プロフィール添削はとてもスムーズ。
何が強みで、何を際立たたせて、どう伝えるか。
読んでくれる人といかに心を通わせる文章にするか。
プロフィールという短い文章を表すキーとなる言葉を見つけることが鍵。
でもこの方はすでに、的確なキャッチコピーが出来上がってました。プロフィールを調えるのは、日本語レベルだけの問題でした。
集客がうまくいっているのも納得の内容でした!

ベテランだからこそ気をつけたいことが…?

4人目:
和食教室の講師の方。たくさんの資格をお持ちなので、肩書が長くなってしまっていました。
また、「旬の食材」や「おいしい」「役立つ」など、当たり前表現が目につくのが気になります、とお伝えしました。
残念ながら、使いやすい言葉、よく聞く言葉で構成されたプロフィールだと読む人の気持ちに訴えるのは難しいのです。
そもそも何の専門家なの? となってしまいます。
この方にしかできないこと、この方ならではの経験に基づいたメッセージを込めて表現したいですね、とお話ししました。

誰に向けて届けたいプロフィールですか?

5人目:
お料理ブロガーの方。
ブログ記事によって企業アンバサダー依頼を得ている方なので、しっかりとその実績が書き込まれており、好感が持てました。
企業からの言葉=この方の強みなので、もっとここをふくらませて、とお伝えしました。
また、誰に向けてこのプロフィールを書いているのかをもっとはっきりさせると、さらに企業の担当者が依頼をしやすくなります。
「誰に」向けているのかを明確にすること、これがプロフィールでは大切です。

キャッチーなことばからの目的、誰に、未来とは?

6人目:
料理家の方。肩書に添えたキャッチコピーはまさにキャッチーでした。
しかし、Instagramからのレシピ開発や写真撮影、執筆の受注を希望しているとのことですが、プロフィール文章の大部分は、Instagramを見ている一般フォロワーさん向けの内容です。
企業の担当者に「この人に仕事を頼もう」と思ってもらえるかどうか少し弱いように思うことをお伝えしました。
フォロワーを増やしたいのだればフォロワー向けに、フォローしておいたら得だと思ってもらえる内容にしたほうがよさそうです。
目的、誰に、の見極めが大切です。

どんな要望にも…は逆効果?

7人目:
料理研究家であり動画クリエイターでもある方のプロフィールは、企業の担当者向けに書かれたもの。
得意なこと、実績、可能性なども盛り込まれているのですが、あれもこれも感が強くなってしまっているのが残念。
また、「どんな要望にも…」といった、なんでもやります発言は逆効果になることも。
本当にあと一歩のところなので惜しいプロフィールでした。



以上、7人の方に、それぞれお話ししながら添削をしていきました。
それぞれの魅力をもっと上手に表現するには?
これを加えないと、最終形にはたどり着けません。が、これは個々で異なるものです。なかなか公開セミナーでは言えないものなので、この後に個別でコンサルです。

で、赤字が入るのは?

プロフィール作りで赤字が入るところ。つまり、最重要なこととは、もうこの3点に尽きます。

当たり前すぎて、みんなが言っていて、当然誰でも知ってるって思う3点だから、今さらセミナーで解説するって何よ?と思うかもしれません。

いえいえ何度でも言います。
だって前述の7人のプロフィール添削で、この3点を何度言ったことか。とくに「誰に」が定まっていないプロフィールのなんと多いことか。
「何を」の部分もあいまいです。
わかりやすい、使いやすいことばで表現していてはダメなんです。
借り物のことばだって、すぐにわかっちゃうのですから。

あなたの本気のことばででしか、人の心を動かすことはできません。

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編集者という職業は、決して著者の前に出ない裏方に徹する職人です。 才能のある人、誰かの役に立ちたいとがんばる人にも 必ずサポートが必要になります。 だから編集者がいるのです。 私は編集者という仕事が好きで性に合うんです。 どなたかのビジネスを影で支える応援団長になりたいです。