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経理にデジタル化は関係あるのか?

経理をデジタル化しましょう!というと、
「別にいまは困ってないので・・・」という答えが返ってきます。

なぜか?
毎日やっていると不自由を感じない、当たり前の作業になるからです。
手書きの立替精算書をもらってそれを手書出納帳に転記して、電卓たたいて会計ソフトに入力している、なんてこともよく見受けます。
しんどくないですか?と聞くと、そんな多くないですよ、なんて笑顔が返ってくる・・・

会計業界のデジタル化は飛ぶ鳥を落とす勢いで進化しています。

昔は、OCR用紙で印刷して郵送していた申告書もいまじゃ電子申告です。
古すぎてご存じないですか?OCR用紙に印字を合わせるのが死ぬほど面倒くさかった・・・

手書きの書類でさえAI-OCR技術によりエクセルに変身したりする。
それをちょっと加工して会計ソフトに取り込むこともできます。

え?それって人員削減になってしまうのでは?税理士さんも大丈夫?

大丈夫、AIは人間ほど優秀ではありません。変化球に対応できないのです。自分が正しいかどうかのチェックもできません。またAIが対応できない仕訳もたくさん存在します。

8割はAIに任せて、2割を人間が調整する。

そうすることで近い将来起こりうる少子高齢化によって、日本の経理人口(絶滅危惧種?)が激減しても少ないマンパワーで乗り越えることができます。

そうなってからでは遅すぎます。AIにまかせるために、デジタル化は必須です。
いまから準備してデジタル化しつつ、AIをうまく使うための業務改善をしていきましょう。


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