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ミスマッチを防ぐために。面接でのリアクションと候補者の真意

こんにちは、人材エージェント歴15年の圓鍔(えんつば)です。
最近自分が書いた記事をご覧頂いた方から、「面接のリアクションを気をつけるようにしました」とか、「急遽オファー面談希望を出して色々聞けた」というフィードバックを頂きました。
すごくうれしいです。少しずつミスマッチ、減らしていきましょう!
納得感のある意思決定、前向きな新天地でのスタート、とても素敵です☆彡

ここから本題です。
前回、面接のリアクションを意識すると選考通過率が良くなるという話をしました。今回は別な視点から、「面接で○○と返事したけど、本当は…」の「…」を大事に意識しましょうという話です。

■一例
・「オファー回答期限は5日後」に対してOKしたけど本当は延長したい
・面接で業務の説明を聞いて、わかったようなリアクションをしたが本当は 
分からないことがある
・「他に質問ありますか?何でも聞いてください」と言われ、本当はあるけど、当たり障りない質問で終え、それ以外は理解している風を装う。

間に入っているエージェントは、上記のようなことが起きてることに、そのマッチングが完了するまで気づけるでしょうか?
候補者の方は、これらの事象を解決せぬまま入社したらミスマッチになるかどうか考えたり、気になったらエージェントに相談しますか?
企業は候補者のリアクションをそのまま受け止め、疑うことはないですか?

最近面接に同席するケースがあるという話を以前書きましたが、同席している面接の多くは管理職以上のポジションで、面接での受け答えと、フィードバックに食い違いがあるケースは少なくありません。即戦力の方ほど、面接官の立場がよく理解できるせいか、意外と多いのかもしれません。
大切なのはその違いを双方理解・解明して入社するのか、蓋をしたまま入社するのかです。またその違う点が、企業・候補者にとってどれほど重要か、だと思います。
重要度と食い違い度合いによっては、早期離職につながるのは当然の流れですね。

全部確認しきる必要はないし、できないですが、せめてご自身が大事にしているポイントや、気になっていることは、ちゃんと確認してから意思決定しましょう。
企業からすると、「面接では大丈夫・わかってる」って言ってたのにと思うことかもしれません。でも面接では候補者は審査される立場にあるから、「分からない」「だめ」とは言いづらい、その原点に立ち返り、フラットに話を聞いていただけたら、とてもありがたいです。

なかなか入社前に腹を割って話すのは難しいと思いますが、私は、マッチング・ミスマッチがあるたびに、「なぜそうなったのか」と、向き合うようにして、事例を学び、より良いマッチングに役立てています。
エージェントも担当者次第かもしれませんが、信頼のおける相手でしたら、ネガティブだけど、ご自身が持っている、その大事な本音の部分を伝えていただき、相談してみてください。
もしよかったら私へご相談ください。直接案件に関われないですが、過去事例紹介など、情報提供はできると思います。
印象を落とさずに、解消する方法はきっとあります。


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