我々は彼が変えてしまった世界に生きている 「オッペンハイマー」 感想(ネタバレあり)
今年のアカデミー賞は「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞、「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞を受賞し日本でも大いに話題となった。
そのアカデミー賞で最多7部門の受賞に輝いたのがクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」だ。
海外では公開後から大変話題となっていたが、日本では原爆に関わる内容ということもあってか、なかなか公開が決まらなかった。
その本作がついに本日より全国公開された。
原爆開発の父であるオッペンハイマーの生涯を描いた本作は日本人から見てどのように映ったのか?
鑑賞直後の率直な感想を挙げていきたい
(以下映画の内容について僅かにネタバレがあります)
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