さあ、うんこの話をしよう。
さて、今から私は、うんこの話をしようと思うので、お食事中の方や、うんこの話が嫌いな方は読まない方がいいかもしれない。
先日の事。今日も暑いなぁ。などと思いながら家の外に出ると、
我が家の斜め前にある側溝のあみあみの上に何か乗っかっているのを見つけた、まさかと思い少し近づいてみるとうんこだ。
しかも、とてつもなく大きなうんこだ。
私は驚きつつも考えた、これは犬や猫のものではない、人間のうんこではないかと。
うんこ出現の前日は花火大会があり、我が町は人で溢れかえっていた。
うんこを発見した私は、すぐさま家族に報告し、とにかく見てくれと言ったが、名乗り出てくれる者は息子しかいなかった。
みんな、見たくないと顔をしかめた。
まあ良い、いい大人はうんこなどで騒いだりしないのだろう。
早速、私は息子にうんこを紹介した。
彼もうんこの大きさに驚き、凄い凄いと騒いだ。
更にうんこは私達に衝撃を与えた、なんと、2階の窓からもしっかりと見えるのだ、息子もまた、やっぱりあれだけ大きいとしっかり見えるね。と感心している様子だ。
少し落ち着いてから私は考えてみた。
きっとうんこをした人間もあんな場所でしたくてしたわけではあるまい。
花火大会の会場付近は通行規制されるので、かなり遠くに駐車しなくてはならず、市内の人も近くまで車で行くこともできないのだ。
だから、トイレの心配をしつつ長距離をテクテク歩くことになる。
きっとうんこをした人も、せめて、あみあみの下に落ちてくれ!と願いうんこをしたにちがいない、しかしあまりにも大きかったため落ちず私に発見され、こんな考察までされるはめになったのだ。
普段なら野グソならぬ、道グソなど許しがたい事だが、花火大会の日は大目にみてやらねばいけないだろう。
次は簡易トイレ持参で花火大会に来てください。待っています。
これがこの夏の私のくだらない思い出です。
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