多様性暴走バス #夜行バスに乗って【企画参加】
友達とカフェに入って、隣の席に自分の母親と同じような年頃の女性がひとりで座っていたら、ほぼ100%、話は聞かれていると思っていい。ひょっとして、運悪く小説家や脚本家志望の人物や、邪な人間が隣になることもあるかもしれない。話す内容には気をつけた方がいいだろう。
今、そう、たった今も、私は隣の席に案内されてきた娘のような年頃の若い女性同士の会話に耳を傾けてしまっている。
私はその時、某有名珈琲店で仕事をしていたのだけれど、彼女たちが席についてからは、もはやただ画面を見つめ