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おむの戯言 ありがとうを聞きたい

どうも「おむです」

僕はバイトで皿洗いをしているのですが、多くのお客様に感謝の気持ちを伝えています。
 その中で飲食のバイトを経験したことのある人なら誰しもが1回は思ったことのある“あの事“について深ぼっていきます。

ありがとう

皿洗いと言えば、お客様が食べたものを受け取る必要があるため、いわば

”お客様と対面する最後の店員”

となります。
 もちろんそこで気持ちよく帰っていただきたいため、「ありがとうございました」は欠かせません。
 今回の本題は、この時お客様に「ごちそうさまでした」と言われるときと言われないときがあるのです。こちら側としては当然のことながら、声をかけていただいた方が働きがいを感じるのですが、なぜ言ってもらえないときがあるのでしょうか。今回はこの部分について考えてみました。

2つの原因

どんな人が言葉にしてくれないのだろうと自分なりに考えてみたところ、2つの人物像に分けることができました。それが

1、食を含めたサービスに満足できていない人
2、「ごちそうさまでした」ということができない控えめな人

です。

1つ目の“満足できていないから言葉にできない”という現象は、行動の心理学から考えることができます。“欠乏欲求”といって人は何か満たされたときにモチベーションが生まれると考えられているのですが、
食べ物がおいしいとか、店員の対応が〇だったとか、これはお客様が満たされるようなことを正確にキャッチして提供する必要があり、いち皿洗いには何の権限のないことなので、変えようがありません。


 それでは2つ目の“控えめな人”に関しては、皿洗いでも変えようがあると思うんです。ここで問題だと考えられるのが、控えめな人は

言葉にするのが苦手である

という点なのではないでしょうか。
 僕個人はことあるごとに「ありがとうございました」というのが癖になっていますが、もちろん恥ずかしくなってしまって思いを伝えられない人もいますよね。ただ、これをより簡単で誰にも見られない方法があれば、もっと多くの方に感謝の意を伝えてもらえるはずです。例を挙げるなら

・おぼんに感謝タグを載せて返却してもらう
・“感謝配置”として返却するときのお皿の配置を指定する。

このように言葉にせずともお客様の感謝の意を店員が受け取ることができる仕組みを作ることができればお客様と店員でお互いに気分よく、ひと時を過ごすことができるはずです。
 これらは控えめなお客様の気持ちを知るだけでなく、いつも言葉にしてくれているお客様ともより気持ちを通じ合える機会にもなりうるのではないかと思います。
 仕組み一つで気持ちの持ちようが変わってくると思うと、この考えがとても重要なことがわかりますね。

おわりに

今回の投稿では日常的なことから、自らの不満をどうしたら解決できるのか考えてみました。
 これを考えてみて改めて、不満を解決するのは新たな商品だけでなく仕組みそのものでも可能であるということに気づきました。皆さんの日常的な不満はどこにありますか?良ければ教えてください!
 それではまた次回。しーゆーれいたー


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