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【魔法】やり方一つで人の行動を変える おむの戯言

どうも、第一印象が悪かった人が今やプロジェクトに欠かせない人になり、人を見る目がないことがはっきりしてしまった「おむ」です。 
 自分のプライドが邪魔して、できる人ほど避けてしまい、あとから考えると自分は子供だなと思うことが多々あります。

はじめに

僕が住む町の中心街ではティッシュ配りをしている人をよく見かけます。
 大手の通信会社から小さな会社の広告まで、多くの会社が皆さんにティッシュ配りを通して情報を見てもらおうとしていますが、みなさんはあれを見て意味があるなと感じたことはあるでしょうか。少なからず僕は“ない”と断言できます。
 実際、世の中の多くの人がティッシュ配りについて意味はないと答えると思いますし、配っている方々でさえもその成果を実感できていないのではないかと思うのですが、実はあの「ティッシュをタダであげる」という行為の裏にはとんでもない魔法が潜んでいたのです。今回はその魔法のタネを明かしていきたいと思います。

 余談ですが、僕は乞食なのでティッシュが欲しくて近くをわざと通るのですが、みんなに不審がられて誰一人としてティッシュをくれたことがありません、、、。

返報性

バレンタインデーの時期になると本命だけでなく友チョコなどとして、日ごろの感謝を伝えるため、モノを渡すこと、いただくことがあるかと思います。
 男の人なら特にわかってくれるかもしれませんが友チョコとしてもらったとしてもホワイトデーにお返しをしないという選択肢以外考えられませんよね?
このように“自分に何かを与えてくれる人にお返しをしなければならないと自然に考えてしまうこと”を「返報性」と呼びます。
 
 返報性には例えば、この地域に恩返しがしたいと思うなどの大きなものから、落とし物を拾ってくれたからそのお返しに などの小さなものまであり、少なからずそこに

先に与えてもらったから、そのお返しとしてあなたの要求を聞きます

という関係性が成り立っているのです。
 しかし、返報性で一番重要なのはこのgive and takeの関係性ではありません
 返報性においてより重要だと考えられていること、それは

 「そこに好き嫌いなどの感情が無くてもお返ししたくなる

ことになります。
 人が他人のために行動を起こすときには大体、この人が好きだからという感情があるように感じますが、それはあながち間違ってはいません。ただそれを超越してしまうのがこの「返報性」という魔法なのです。

返報性を起こす方法

じゃあこんな魔法、発動するのが大変なんでしょ?と感じられる方もたくさんいるかと思うのですが、難しいことは何一つありません。それは人にgiveすればいいだけの話です。
 ただ注意しなければならないのは、そのgiveが相手に「貸し」をつくるものでなければならないことです。
 もうすでに「借り」がある人はさらに「貸し」が作れるまで人にgiveしてみましょう。
 こうすることで人は理性を超えてあなたの要求をのんでくれる可能性が一気に高まります。ティッシュ配りも関係ない人に配っていて、意味がないように見えますが、逆に関係ない人に配り、「貸し」を作るからこそその関係性が成り立っているというわけです。

おわりに

いかがだったでしょうか。今回はティッシュ配りからそこで使われる魔法を皆さんと共有することができました。一見日常の中で意味のなさそうな事柄でも、少なからず何らかの思惑があってやっているのだと考えると少し深ぼりたくなってしまいますね!
今後も今回参考にした書籍から学んだことをアウトプットするシリーズになっていくと思うので、お楽しみ!
それではしーゆーれいたー

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